Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited
ランス・ストロール、30分で2度の速度違反…アストンマーチンにペナルティ / F1マイアミGP
ランス・ストロールがF1マイアミGPの2回目のフリー走行中で2度に渡って速度制限違反を犯した事を受けスチュワードは、F1競技規定34条7項の定めに従い、所属先のアストンマーチンに罰金ペナルティを科した。
最初の違反はセッション開始38分に起きた。マイアミ・インターナショナル・オートドロームのピットレーン速度は時速80kmに制限されているが、これを0.3km/h超過。100ユーロ(約15,000円)の罰金が科された。
2回目はその26分後。チェッカーフラッグが振られた後、ピットに戻る際に400ユーロ(約60,000円)の罰金に相当する3.5km/hオーバーを記録した。
ストロールは第3戦オーストラリアGPでも速度超過違反を犯しており、アストンマーチンに罰金が科されている。
FP1とFP2で共に8番手タイムを残したストロールは「両セッションを最大限に活用してコース変更による影響をより深く理解する事ができた」と振り返った。
「マイアミはシーズンの中で最も路面温度が高くなる可能性があるコースだ。タイヤのデグラデーションは大きな要因になるだろうし、週末を通して監視していく必要がある」
「それでもクルマの感触は良かったし、FP1を経て施した幾つかのセットアップ変更によってFP2でパフォーマンスが向上したし、2日目に向けては前向きだ」
この日は2度に渡ってクラッシュによる赤旗が振られるなど、混乱が続く1日となったが、ストロールの一件の他に審議が行われる事はなかった。