Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited
アストンマーチン、ストロール欠場時はF1バーレーンGPでドルゴビッチを起用
アストンマーチンはプレシーズンテスト最終日の翌日2月26日(日)、ランス・ストロールが欠場を余儀なくされた場合、2023年シーズンのF1開幕戦バーレーンGPでフェリペ・ドルゴビッチを起用すると発表した。
チーム代表のマイク・クラックはストロールの負傷を経て、昨年までレギュラードライバーを務めていたセバスチャン・ベッテルと連絡を取った事を認めたが、残念ながらフェルナンド・アロンソとの夢のタッグは実現しない。
また、ストロールの代替オプションには同じくリザーブドライバーのストフェル・ファンドールンも含まれていたが、フォーミュラEの第5戦とバッティングしていたため、先週末のテストに参加できなかった。
スペインで自転車事故に遭った24歳のカナダ人ドライバーについては両手首を骨折したとの噂も流れる。だが、その容態についてチームは頑なに口を閉ざしており、シーズンの開幕戦への出場は日に日に危ぶまれている。
昨年末にアストンに加わったFIA-F2選手権チャンピオンのドルゴビッチは、2月23~25日に行われたプレシーズンテストの全6セッションのうち、2セッションでAMR23をドライブ。クラックに「完璧だった」と言わしめた。
もしドラゴビッチが来週末にF1デビューを飾る事になれば、2020年末にロマン・グロージャンの代役を務めたピエトロ・フィッティパルディ以来初のブラジル人ドライバーの出走となる。