雨に濡れるイモラ・サーキット、2022年4月21日F1エミリア・ロマーニャGP
Courtesy Of Alfa Romeo Racing

イモラ、フェルスタッペン参加イベントの騒音で罰金…レッドブルF1マシンが制限超過

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F1エミリア・ロマーニャGPの舞台として知られるイモラ・サーキットは、レッドブル・レーシングのF1マシンの騒音が原因で当局から500ユーロ、約7万円の罰金を科せられたようだ。

伊「コッリエーレ・ディ・ボローニャ」によるとマックス・フェルスタッペンは、鈴鹿F1日本GPで2度目のワールドチャンピオンに輝いた3日後の昨年10月12日、デビッド・クルサードと共にフィルミングデーを利用したプロモーション撮影に参加した。

鈴鹿制覇とともにチャンピオンシップを勝ち取り左の拳を突き上げるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2022年10月9日F1日本GPCourtesy Of Red Bull Content Pool

鈴鹿制覇とともにチャンピオンシップを勝ち取り左の拳を突き上げるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2022年10月9日F1日本GP

1.6リッターV6ハイブリッド・ターボエンジンを搭載する最新世代のシングルシーターであれば制限に引っかかる事もなかったのだろうが、この日用意されたのは最新のリバリーに換装された「RB9」だった。2013年にセバスチャン・ベッテルが最後のF1タイトルを獲得した際の愛機だ。

ルノーのV8自然吸気エンジン「RS27-2013」は現行ハイブリッドとは比べ物にならないレベルの爆音を奏でる。どちらのドライバーがドライブしていたのはか不明だが、「RB9」は騒音規制を超える値を記録したという。

報道によると、イモラのオートドローム・観光・市民サービス担当のエレナ・ペナッツィは「この1年間でオートドロームが騒音を出したのはレッドブルのイベントのみだった。多くの活動が行われたにもかかわらず、それらは常に制限内に留まっていた」と語った。

「10月12日、レッドブルが現行よりも古いクルマを持ち込み制限値を超えてしまった。ほんの数周の出来事だった」

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シルバーストン・サーキットで2013年型レッドブルRB9をドライブするアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、2013年7月17日Courtesy Of Red Bull Content Pool

シルバーストン・サーキットで2013年型レッドブルRB9をドライブするアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、2013年7月17日