超クール!ウィリアムズ、F1アメリカGPに向けて星条旗をモチーフにした特別リバリーを公開…求む実戦投入
ウィリアムズ・レーシングはチームオーナーのドリルトン・キャピタルの母国、F1第19戦アメリカGPに向けて星条旗をモチーフとしたスペシャルリバリーのF1マシンを公開した。
フロントウイングとエンジンカバーを中心に、白線と赤線、白い星が散りばめられたこのデザインは合衆国を強く印象付ける。とは言え、ツヤ消し処理も相まって決して「ザ・アメリカン」を強く推し出すものではなく、緻密でエレガントだ。
次戦投入されれば良いのだが、見ての通りこれは2018年型の「FW41」であって今季型の「FW44」ではない。オースティンの市街地にオープンしたウィリアムズのポップアップストアで展示されているショーカーなのだ。
チームはサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)での週末に向けて、特にスペシャルカラーの「FW44」を持ち込むとはしていない。これを走らせないのだとすれば実にもったいない話だ。
今回のアメリカGPはウィリアムズにとって米国市場における注目度を高めるという点で重要な週末となる。
チームは初日FP1でニコラス・ラティフィに代えてフロリダ州出身の21歳、ローガン・サージャントを起用する。アブダビで行われた昨年のヤングドライバーズテストではFW43Bをドライブしているものの、最新型での走行は今回が初めてだ。
「母国のCOTAでFP1デビューできるなんて本当に嬉しい。この機会を与えてくれたウィリアムズとドリルトン・モータースポーツに感謝したい」とサージャント。
「FP1に向けた準備としてグローブのシミュレーターで多くの時間を過ごしてきたし、最近のレースに帯同してチームを観察してきた」
「新世代のクルマが昨年のヤングドライバーテストで運転したクルマと比べてどうなのか、興味深く見ていきたい。楽しみだよ」
アメリカGPの舞台となるのは、シルバーストンやホッケンハイム、イスタンブール・パーク等の欧州の著名コースから着想を経てデザインされたサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)。ヘルマン・ティルケ最高傑作と名高い。
2021年のアメリカGPでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインを飾ってルイス・ハミルトン(メルセデス)に対する選手権リードを広げた。
F1アメリカGPは日本時間10月21日(金)28時からのフリー走行1で幕を開ける。