テレビインタビューに応じるレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表、2022年5月28日F1モナコGP
Courtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル代表ホーナー、最前列も可能だったと落胆する一方で「まだ十分に戦える」

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レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は5月28日のF1モナコGP公式予選を終えて、赤旗によって不本意な結果に終わったとする一方、2列目からであれば「まだ十分に戦える」として決勝での打倒フェラーリを誓った。

Q3の最終計測でセルジオ・ペレスはポルティエ(ターン8)脇のバリアに衝突。これによってセッションは赤旗途中終了となり、ペレスは3番手、マックス・フェルスタッペンは4番手という結果に終わった。

不完全燃焼に終わったグリッド争いを経てホーナーは「両ドライバー共に、もう少し上を目指せるポテンシャルがあっただけに残念だ」と述べ、赤旗によって最後のクイックラップが中断されなければ最前列の可能性もあったと主張した。

「不運にもチェコは僅かにミスを犯し、それがマックスにも影響を及ぼしてしまった。ただ、3番手と4番手ならまだ十分に戦える」

ペレスのマシンは車体左後方からバリアに激突した。ギアボックスの損傷が懸念されるところだが、グリッド降格にはまだ後2基が残されている。

「クルマが戻ってきたら損傷の程度を確認することになるが、今年はエンジンと同じ様に、ペナルティを受けずに使えるギアボックスが4つある」とホーナーは語る。

「チェコは週末を通じてずっと好調だったし、今日に期待していただけに当然苛立っている。また、2年連続で最後のフライングラップを中断しなければならなかったマックスにとっても、今日のモナコでの予選は悔しいものになった」

「だがレースは今日ではなく明日だ。雨が降る可能性もあるし、セーフティカーが入る余地もあるだろうから、ターン1でのポジショニングがすべてだ。フェラーリが同じ様にそこに勝機を見出しているのは確かだろう」


2022年F1モナコGP予選でポールポジションを獲得したのはシャルル・ルクレール。2番手にカルロス・サインツが続きスクーデリア・フェラーリが最前列を独占した。

F1モナコGPの決勝レースは日本時間5月29日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周3340mのモンテカルロ市街地コースを78周する事でチャンピオンシップを争う。

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