マシンに乗り込んでコースインを待つアルファタウリのピエール・ガスリー、2022年5月28日F1モナコGPフリー走行3
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ピエール・ガスリー「ミスが多すぎる」トップ10有力も劇的Q1敗退

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5月28日のF1モナコGP予選を17番手で終えたスクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは「ピットレーンを離れるのが遅すぎた」「ミスが多すぎる」等として、戦略的な判断に問題があったと指摘した。

ガスリーは直前のFP3でミッドフィールド最上位となる5番手タイムを刻んでいたものの、赤旗が振られた予選Q1のセッション再開後に時間切れで計測ラップに入れず、劇的なQ1敗退を喫した。

怒りというより、明らかな失望の表情と共にインタビューに応じたガスリーは「最後のランに出るのが遅すぎた。ユーキは1秒差でラインを通過したけど、僕はレッドシグナルの点灯に2秒足らなかった」と語った。

角田裕毅、チームに”重ね重ね”謝罪

赤旗が振られたのはチームメイトの角田裕毅が接触によりホイールの破損とパンクに見舞われたためだが、Q1敗退の原因はセッション再開後の計測に向けて早々にガレージを離れなかった事に依るところが大きい。

ただしガスリーは、1セット目のタイヤでクイックラップを2回のみに抑えた事もミスジャッジだと考えているようで「ライバルは3周とか4周していた」と指摘した。

そして「僕らはあまりにミスが多い。ここ数戦はそれが顕著で、今日はそれが仇になった。チームのみんなの事を思うと本当にガッカリだけど、十分な仕事をしたとは言えない」と述べ、明らかなチーム批判は控えつつも苦言を呈した。

レーンを離れるのが遅すぎた

ピエール・ガスリー予選: 17位 / FP3: 5位

めちゃくちゃ悔しい。予選まで週末を通してずっと速さがあったのに、そのチャンスを棒に振ってしまった。

今日の戦略的判断には満足していない。ピットレーンを離れるのが遅すぎたせいで、レッドシグナルが出る前にラインを通過することができなかった。

今日は6番手以内を狙えるペースがあったのに、最終的にそれに相応しいポジションでスタートできなかった。一旦忘れてすべてを見直す必要がある。


2022年F1モナコGP予選でポールポジションを獲得したのはシャルル・ルクレール。2番手にカルロス・サインツが続きスクーデリア・フェラーリが最前列を独占した。

F1モナコGPの決勝レースは日本時間5月29日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周3340mのモンテカルロ市街地コースを78周する事でチャンピオンシップを争う。

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