F1とNetflixは2月16日(水)、マックス・フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ）とルイス・ハミルトン（メルセデス）が歴史的激戦を繰り広げた2021年シーズンの舞台裏に迫る最新ドキュメンタリー「Drive to Survive（邦題：栄光のグランプリ）」の配信開始日を発表した。

昨年は最終アブダビGPを前にタイトルを争う両者が369.5点の同ポイントで並んだ。71年のF1の歴史の中で2度目の事だった。そして第22戦のラストレースではファイナルラップでフェルスタッペンがハミルトンをオーバーテイク。劇的なフィナーレを迎えた。

タイトル争い以外も白熱した。モンツァではマクラーレンがシーズン唯一の1-2フィニッシュを飾り、ハンガリーではエステバン・オコンが、アゼルバイジャンGPではセルジオ・ペレスが劇的な勝利を収めた。

待望の第4シーズンは、3月20日に開催される2022年シーズンの開幕戦、バーレーンGPを9日後に控えた3月11日(金)にリリースされる。

なおフェルスタッペンは「ライバル関係を捏造している」等として、Drive to Surviveへの参加を拒否しているため、直接的な出番は少なそうだ。

2021年のF1ドライバーズチャンピオンは昨秋「アメリカでのF1人気を高めるために必要なことだと理解している」と述べ、同ドキュメンタリーの存在意義を認めつつも、ドライバーとしての一個人としては「参加するのは嫌なんだ」と語った。

その理由としては、以前のシーズンでインタビューに応えた際に、そのコメントが無関係の文脈で使われるなど「色んな事がでっち上げられた」ためだと説明した。