10番手ピエール・ガスリー「色んな事を試してみたけど…」2日目に向けて要改善
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは12月10日(金)に行われたF1第22戦アブダビGP初日プラクティスを10番手で終えた。
チームはこの日、2台でセットアップを分けてデータ収集に取り組んだ。ガスリーは2回のセッションで共にチームメイトの角田裕毅にコンマ4秒遅れた。
チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズはこの日のプログラムの内容を次のように説明した。
「低速コーナーが減り、中速の左コーナーが増えるなど、昨年と比較してサーキットに様々な変更が加えられた。そのためFP1ではサーキット特性がどう変化したのかを理解する事に時間を費やした」
「特に路面温度が低いFP2では、ソフトタイヤのグレイニングが問題になるのではと懸念していたが、予想以上によく保っていたので、それが予選とレースにどう影響するかを見極める必要がある」
色んな事を試してみたけど…
ピエール・ガスリーFP2: 10位, FP1: 7位
レイアウトがかなり変更された結果、高速コーナーが豊富な新しいコースのように感じられた。最高に良い感じだった。
クルマに関して言えば、今日は色んな事を試してみたけど、まだそれほど良い感じじゃなく、明日に向けて幾つかやるべき仕事がある状況だ。
初日をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。2番手エステバン・オコン(アルピーヌ)を0.343秒差で退けた。3番手にはメルセデス最後のレースを迎えるバルテリ・ボッタスが続く結果となった。
F1アブダビグランプリ3回目のフリー走行は日本時間12月11日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。