ガレージでモニターを見つめるアルファタウリ・ホンダの角田裕毅、2021年9月4日F1オランダGPにて
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角田裕毅、無念DNF…ドライブトレインに問題発生「かなり良い感じだったのに…」

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アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は9月5日に開催されたF1オランダGP決勝でポイント圏外を窺うレースを戦っていたものの、終盤へと差し掛かる48周目にリタイヤを余儀なくされた。

ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)がパルクフェルメ違反によってピットスタートとなった事で、角田裕毅は繰り上がりの15番グリッドからレースをスタート。ソフトタイヤでの31周を経てミディアムに交換した。

その後は終盤に向けて14番手を走行していたものの、47周目にメカニカルトラブルに見舞われガレージに戻り、そのままクルマを降りた。

トラブルについてチーム代表を務めるフランツ・トストは「レース中にドライブトレイン(駆動系)に技術的な問題が発生してしまいリタイヤせざるを得なかった。問題の原因を調査する必要がある」と説明した。

かなり調子が良かっただけに残念

角田裕毅
決勝: DNF, グリッド: 15番手

今日は残念な結果となりました。パワーユニットに関するデータに問題が確認されたため、不運にもリタイヤしなければなりませんでした。

オーバーテイクするのが難しい状況ではあったものの、マシンのペースは良く、問題が出るまでのレースはかなり順調でした。

気持ちを切り替えて次のモンツァに目を向けたいと思います。何度か走行した事があるサーキットですし楽しみにしています。

今週末と同じように徐々にペースを上げていくアプローチで臨みたいと思っています。来週は全てを上手くまとめ上げられるようにしたいです。


9月5日(日)にザントフォールト・サーキットで行われた2021年F1第13戦オランダGP決勝レースでは、地元出身のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にルイス・ハミルトン(メルセデス)、3位にバルテリ・ボッタスが続く結果となった。

モンツァ・サーキットを舞台とする次戦イタリアGPは9月10日のフリー走行1で幕を開ける。

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