セルジオ・ペレス、失望の5番手「Q1の出来がQ3にまで及んでしまった」
F1第8戦シュタイアーマルクGP公式予選に挑んだレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、マックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した一方、そんなチームメイトから0.327秒と大きく遅れる5番手に甘んじた。
Q1の出来が予選全体に影響した。ペレスはQ1で2セットのタイヤを使う事となり、その結果としてQ3用の新品ソフトが1セットに減ってしまい、最終ラウンドでは中古と新品の両方を使わざるを得なかった。これではQ3でタイムを積み上げていくのは難しい。
なおQ1を1セットで通過したのはメルセデス勢とフェルスタッペン、そしてランド・ノリス(マクラーレン)で、この4名は最終的に予選トップ4を手にしている。
Q1の出来がQ3にまで及んでしまった
セルジオ・ペレス予選: 5位, FP3: 4位
ちょっとガッカリだよ。特にQ1が良くなくて予選全体で妥協を強いられる事になってしまった。
Q1の最初のアタックでバランスに満足出来なくて、2回目のアタックで2セット目のタイヤを使わなきゃならなくなってしまった。その結果、Q3の最初のラップで中古を履くことになった。
そのラップはかなり良かったんだけど、最終アタックに向けて新品タイヤに履き替えるとまたしても難しくなってしまい、期待したほどタイムを改善できなかった。
ここはマージンがかなり小さくて中団勢との差も僅かだから、予選での失敗を分析して次に繋げていく必要がある。
明日のレースは長い戦いになるし、ソフトスタートという事で戦略的にも期待が持てる。まだまだ十分に戦えるはずだから楽しみにしている。
マックス(フェルスタッペン)は今日も良い仕事をしてくれた。
ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)。3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)という結果となった。
2021年 F1シュタイアーマルクグランプリ決勝レースは、日本時間6月27日(日)22時にスタート。1周4326mのレッドブル・リンクを71周する事でチャンピオンシップを争う。