モーターホームの間を歩くレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス、2021年6月18日F1フランスGPにて
Courtesy Of Red Bull Content Pool

セルジオ・ペレス、学習途中とする一方 初の連続表彰台を経て「全てが正しい方向に向かっている」

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レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが2021年FIA-F1世界選手権第8戦シュタイアーマルクGPに先立ってインタビューに答えた。

レーシングポイントから出走した昨年のシュタイアーマルクGPでは、ウェットコンディションに手こずりまさかのQ1敗退を喫したものの、決勝では5周目までに17番手から5番手にまで浮上。最終盤のアレックス・アルボンと接触を経て6位フィニッシュを果たした。

第6戦アゼルバイジャンGPでの優勝に続き、前戦フランスGPを3位フィニッシュしたペレスは、F1キャリアの中で初めて連続表彰台を獲得。今週末のレッドブル・リンク戦での活躍への期待が高まる。

セルジオ・ペレスシュタイアーマルクGPに向けて

フランスでの3位獲得でキャリア初の連続表彰台記録を樹立しました

チームとしてもダブルポディウムによってコンストラクターズ選手権での貴重なポイントを獲得できたし、本当にポジティブな週末だった。

僕の方としては、徐々に物事がまとまりつつあるものの、まだまだ学習の途中段階だ。でも今のところ、すべてが正しい方向に向かっている。

レッドブル自身は、伝統的に不得手としてきたコースでこれほどの競争力を発揮できるとは考えていませんでした

チーム一丸となってよく頑張ったと思う。戦略が上手くハマッてくれたから、今後も同じ様に上手くやっていければと思ってる。

まだシーズンは始まったばかりだから先を見据えてハードワークを続け、すべての週末を最終戦と思って戦い続ける必要がある。チーム全体が高いモチベーションに溢れているから、この勢いで次のレースでもポテンシャルを最大限に発揮したい。

次はレッドブルのホームレースです

勿論楽しみにしているよ。同じコースでの2週連続開催だから、マシンの改善や経験値という点で大いに役立つと思う。チームは過去にここで良い結果を残しているから、今回も同じ様にその勢いと共に良い結果が得られることを期待している。


シュタイアーマルクGPはレッドブル・リンクでの2連戦の初戦として日本時間6月25日(金)18時30分からのフリー走行1で幕を開ける。

かつてA1リンクと呼ばれた1周4318mのコースは全コーナー数が僅か10箇所とカレンダーの中で最も少なく、低速コーナーが2箇所のみである事に加えて4本のストレートを擁するためエンジン全開率が73%とシーズンで2番目に高い。

第2戦として開催された昨年のシュタイアーマルクGPでは、ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインを飾り、2位はバルテリ・ボッタス、3位はフロントロー2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンという結果だった。

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