F1モナコGP、ルイ・ヴィトンと初コラボ…特注トロフィー・トラベルケースを発表
ルイ・ヴィトンとF1モナコGPを主催するモナコ自動車クラブ(ACM)は2021年5月10日(水)、 複数年のパートナーシップを締結すると共に、F1モナコGPのためのトロフィー・トラベルケースを発表した。
1854年創業のフランスを象徴するブランド、ルイ・ヴィトンと、世界3大レースの一つであり1929年に初開催されたF1の中で最も歴史ある伝説的グランプリを主催するACMが提携するのは今回が初となる。
パリ郊外アニエールに佇むルイ・ヴィトンのアトリエで職人の手により製作されたこのケースは、5月23日のレース勝者に授与される優勝トロフィーを収めるための特注品だ。
そのデザインは今年で78回目を迎えるF1モナコGPの伝統からインスピレーションを得たもので、アイコニックなモノグラム・キャンバスにはモナコ国旗の鮮やかな赤色があしらわれ、Victory(勝利)の頭文字を描いた赤と白のラインが目を引く。
ルイ・ヴィトンのマイケル・バーク会長兼CEOは「ファンジオ、ヒル、モス、スチュワート、セナ、プロスト、シューマッハ、そして最近ではアロンソ、ベッテル、ロズベルグ、リカルド、ハミルトンなど、モナコGPは偉大なチャンピオンたちを祝福してきた。ガードレールの間を時速約300kmで駆け抜けるモナコGPは、あらゆるドライバー達がいつかは勝ちたいと願うF1グランプリだ。今日、我々はこのレースに関わり、共に歴史の一部を刻み始めることを誇りに思う」と語った。
ケースに収められるのは、3.337kmのモンテカルロ市街地コースを描いた優勝トロフィーだ。手にするのはランキングリーダーのルイス・ハミルトン(メルセデス)か。はたまた同2位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)か、それとも…。
次戦F1モナコGPは5月20日(木)日本時間18時30分からのフリー走行1で開幕を迎える。