イモラ・サーキットでアルピーヌA521を駆るフェルナンド・アロンソ、2021年4月16日F1エミリア・ロマーニャGP初日フリー走行にて

フェルナンド・アロンソ、新パーツ投入によるアルピーヌA521の進化に満足「予選はかなりの接戦になるはず」

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フェルナンド・アロンソは第2戦エミリア・ロマーニャGP初日セッションを終えて、新たに投入した空力アップデートによってアルピーヌ「A521」のパフォーマンスが向上した事を認めた。

サンドイッチの包装紙がダクトに詰まった事で開幕戦でのリタイヤを強いられたアルピーヌは、パフォーマンスを取り戻すべくイモラに幾つかのエアロアップデートを持ち込んだ。

FP1で7番手、FP2で14番手タイムを記録したアロンソは1日を振り返り「新しいパーツは全て機能しているようだし、前に進めて満足だ。更なる分析が必要だけど、パフォーマンス面で一歩前進できたはずだと考えている。明日がどうなるか楽しみだね」

アロンソは予選でのアルピーヌの活躍を思い描いているものの、マクラーレンやアルファタウリ、アストンマーチンといった直近のライバルとのギャップは殆どないとして、一切のミスが許されない厳しいバトルになるだろうとの考えを明らかにした。

「かなりの接戦になるだろうね。バーレーンの時もそうだったけど、ここイモラでも大きな違いはないと思っている。コンマ2~3秒の差が6~7ポジションの違いになり得る。上位に食い込める事を願うよ」

2度のF1ワールドチャンピオンにとって、イモラを走行するのはルノーに所属していた2006年以来、初めての事だった。アロンソは2005年のサンマリノGPで優勝を飾り、2006年には2位を獲得している。

アロンソは「間違いなく楽しい一日だった」とマスクの下で微笑んだ。

「現行マシンで走るこのサーキットは本当に素晴らしい。コース幅は非常に狭いし、スピードは本当に速い。周りに他車がいる状態のアウトラップやインラップで、彼らを前に行かせたり逆に追い抜いたりするのは本当にトリッキーで、アドレナリンがどんどん貯まっていく感じだった」


初日をトップで締め括ったのはバルテリ・ボッタス。2番手にはルイス・ハミルトンが続きメルセデスが1-2体制を築いた。3番手には1000分の78秒遅れでピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が続く結果となった。

F1エミリア・ロマーニャグランプリ3回目のフリー走行は日本時間4月17日(土)18時から、公式予選は同21時から1時間に渡ってアウトードロモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリで開催される。

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