動画︰昨年よりも3.2秒早くなったレーシングポイントのオンボード比較映像 / ハンガリーGP予選
合法性を巡るルノーとの場外乱闘が話題となっているレーシングポイントの2020年型F1マシン「RP20」は、第3戦ハンガリーGP予選でレッドブル・ホンダやスクーデリア・フェラーリとしった格上を思われていたライバルチームをいとも簡単に退け2列目を独占してみせた。
3番グリッドを獲得したランス・ストロールのベストタイムである1分14秒377は、昨年の自身の予選タイム、19番手に終わった1分17秒542と比較して何と3.165秒も向上していた。
なおセルジオ・ペレスの方も2.564秒改善しているため、これはストロールに限った話ではなくマシンの改善度合いを反映したものと言える。ちなみに昨年よりもコンディションが良かったわけではなく、例えばアルファロメオは昨年と比較して0.493秒も遅くなっている。
F1はそんなストロールの昨年と今年の予選オンボード映像を横並びにした比較動画を公開した。まさに別カテゴリーのマシンといった趣だ。
Hungary qualifying: 2019 v 2020 👀@lance_stroll went a whopping 3.165s faster than his quickest lap from last year – and claimed P3 on Sunday's grid 🚀#HungarianGP 🇭🇺 #F1 pic.twitter.com/bkFWrZryrl
— Formula 1 (@F1) July 18, 2020
昨年型のRP19がアンダーステアに見舞われクルマの回頭性が悪いのに対して、”ピンクメルセデス”と呼ばえる今季型のRP20は素早くクルマの向きを変える事ができるため、アクセルオンのタイミングが圧倒的に速い。