NTTインディカー・シリーズの公式仮想レース「INDYCAR iRacing Challenge」の第5回大会が、4月25日(土)東部標準時14時30分、日本時間27時30分よりサーキット・オブ・ジ・アメリカズ（COTA）で開催される。

ミシガン、ツインリンクもてぎと、2戦連続でオーバルが続いていたが、第5戦の舞台はテキサス州オースティンのパーマネントサーキット。レースは全20コーナーを持つ全長3.427マイルのコースを32周で競い合う。本来は4月26日にリアルなCOTAでレースが行われる予定であったが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響で中止された。

© Chris Graythen (Getty Images)、INDYCAR iRacing Challenge第4戦ツインリンクもてぎのレース開始直後の様子

F1やMotoGPなど他のシリーズと同じ様にカレンダー再編を強いられるインディカー・シリーズは、オンラインシミュレーションゲームを用いた仮想イベントを開催。これまでに4レースが行われ、現役ドライバーが多数参加している。

ワトキンス・グレンでの第1回大会ではセージ・カラムが、バーバー・モータースポーツ・パークでの第2回大会ではスコット・マクラフリンが、ミシガンでの第3回大会とツインリンクもてぎでの第4回大会ではシモン・パジェノーが勝利を飾った。

今週末のINDYCAR iRacing Challengeでは、前回同様にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨を含めた33名のドライバーがグリッドに着く。新顔は2名。特別招待されたマクラーレンF1のランド・ノリスと、オーストラリアスーパーカー選手権でホールデンZBコモドールを駆るチャズ・モスタートが新たに加わる。

スターティンググリッドはイベント前に行われる10分間の予選で決定される。決勝レースのフューエルウィンドウは15～16周が予想されており、概ね1ストッパーが主流と見込まれる。レースの模様はNBCSNやNTTインディカー・シリーズ公式YouTubeチャンネルで生放映・ライブ配信される。

また日本では、インディカー・シリーズを放映するGAORA SPORTSでも後日、録画放送される。実況は村田晴郎、解説は武藤英紀が務め、4月30日(木)21時から放送が予定されている。視聴にはスカパー！やひかりTVとの契約が必要となる。

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