アルファロメオ・レーシング(Alfa Romeo Racing)のアントニオ・ジョビナッツィ
Courtesy Of Sauber Group

アルファロメオF1、第4戦バクーでエンジン交換…ジョビナッツィがグリッド降格処分

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アルファロメオ・レーシングは2019年F1第4戦アゼルバイジャンGPで、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィのエンジン交換を実施。フェラーリの最新版CE=コントロール・エレクトロニクスを投入する。

ジョビナッツィは前戦中国GP予選でCEにトラブルを抱え、既に2基のコントロール・エレクトロニクスを使用している。F1レギュレーションではCEの年間使用基数を2基と定めているため、ジョビナッツィはバクー市街地コースの決勝レースで、10グリッド降格処分が科される見通しとなった。

「(次の)バルセロナでペナルティを受けるよりはマシだ。バクーのレースでは、セーフティーカーが出たりと、混乱が起こる可能性があるからね」とジョビナッツィ。若きイタリア人は、GP2時代にバクーで2度勝利している。

「2016年と同じように上手くやれればと思ってる。あれは本当に良いレースだった。オープニングラップでは最下位だったのに、フィニッシュした時はトップだったんだ。もちろんF1では簡単じゃないけど、バクーはこういったレースが可能な種類のトラックだ。最後尾からのスタートになると思うけど、幾らかはポイントを獲得したい」

不運なレースが続いているという点はあれど、ジョビナッツィは3戦を終えてノーポイント。12ポイントでランキング7位につけているチームメイトのライコネンに対して大きく遅れを取っている。

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