フェルスタッペン、RB15の感触に満足するも「まだ十分な速さはない」オーストラリアGP《初日》
F1開幕戦オーストラリアGP初日プラクティスを終えたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、全体的なマシンのフィーリングには「かなり満足」と述べる一方で、ライバルとなるメルセデスの速さに言及。更なる改善が必要だとの認識を示した。
フェルスタッペンは3月15日(金)に行われた初日一回目のプラクティスで、ファステストから0.193秒遅れの4番手と好発進。続く午後のFP2では更にポジションを上げて3番手タイムを記録した。その一方で、トップタイムを記録したルイス・ハミルトンとのギャップはジャスト0.8秒。大きな差を付けられている。
RB15の感触に満足するも「まだ十分な速さはない」
マックス・フェルスタッペンFP1: 4位, FP2: 3位
今日はかなり満足だよ。今のところ感触は凄く良いしね。もちろん何時だって改善できる部分はあるし、まだ十分な速さがあるわけじゃないけど、今日はまだシーズンの初日。先は長いからね。
メルセデスがかなり速そうだね。全体的なバランスに関しても彼らの方が少し良いみたいに見える。ミディアムとソフトを履いた時のマシンの感触は悪くないんだけど、まだコンパウンドに対する理解が追いついてないから、今後はこの部分を学んでいく必要がある。
準備という点で、僕のラップはライバルたちと少し違ってたから、ラップタイムにもその影響が出てるのは間違いない。今夜、集めたデータを見直して、何処が改善できるかを調べてみるつもりだ。ホンダのエンジンはトラブルフリーで、本当に順調に機能してくれた。特に何かを期待してセッションに臨んだわけじゃないんだけど、良いスタートが切れたと思う。
初日をトップで締め括ったのは昨年の王者、メルセデスのルイス・ハミルトン。2番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタスが続きシルバーアローが早くも1-2体制を築いだ。
F1オーストラリアグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間3月16日(土)12時から13時まで、公式予選は同15時から1時間に渡ってアルバート・パーク・サーキットで開催される。