ファンの声援に笑顔で応えるルノーのニコ・ヒュルケンベルグ
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鈴鹿の偉大さに思わず笑顔のヒュルケンベルグ、ペース不足に苦しんだサインツ

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ルノー・スポールのカルロス・サインツとニコ・ヒュルケンベルグが5日(金)に行われたF1第17戦日本GP初日プラクティスを振り返った。ヒュルケンベルグはトップから2.427秒遅れの12番手、サインツは同2.687秒遅れの14番手で初日を締め括った。

車体テクニカルディレクターのニック・チェスターはセッション終了後、2台のマシンでエアロとセットアップを分けて比較走行を実施していたとコメント。パフォーマンスの改善に有益な膨大なデータが収集出来たとして、土曜以降の挽回に期待感を示した。

ルノー:F1日本GP初日を終えて

ニコ・ヒュルケンベルグFP1: 15位, FP2: 12位

鈴鹿サーキットは偉大なトラックだ。いつ走っても思わず笑顔になってしまう。ドライバー側としてはかなり順調な一日だったよ。マシンは予想してた通りに機能してくれていたしね。タイヤからパフォーマンスを引き出すためには何をすべきか直ぐに理解できた。明日に向けて、マシンの性能を最大限に発揮するために、チーム一丸となって頑張るよ。

カルロス・サインツFP1: 12位, FP2: 14位

大きな問題もなく概ね順調な金曜日になったと思う。午前のセッションはマシンの感触がかなり良くて、プログラムを終える事が出来た一方で、午後は幾らかペース不足に陥ってしまった。一日を通してマシンに変更を加えていた。

あとコンマ数秒を引き出すために何処に注力すれば良いかは分かってるけど、残りのセッションで競争力を得るためには今夜はハードに仕事をする必要がある。


初日をトップで締め括ったのはメルセデスAMG勢。ルイス・ハミルトンがファステスト、バルテリ・ボッタスが2番手を連取し2回のセッションで共に1-2を果たした。スクーデリア・フェラーリとのギャップは著しく大きく、跳馬には既に赤信号が灯っている。

F1日本グランプリ3回目のフリー走行は、10月6日(土)12時から1時間に渡って、公式予選は同15時から鈴鹿サーキットで開催される。台風25号の影響が懸念されているが、土曜午後の鈴鹿の降水確率は40%台に低下しており、場合によっては全車フルパフォーマンスを発揮してのグリッド争いが見られるかもしれない。

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