フェルナンド・アロンソ「モンツァはマクラーレンの弱点を白日の下に晒すだろう」
マクラーレンのフェルナンド・アロンソが、2018年FIA F1世界選手権第14戦イタリアGPに先立って抱負を語った。昨年のレースでアロンソは、ギアボックストラブルのために残り3周のところでリタイヤを喫した。
ドラック=空気抵抗過多のMCL33は、モンツァと同じ高速サーキットのスパ・フランコルシャンで完膚なきまでに敗北。アロンソは「モンツァはマクラーレンの弱点を白日の下に晒すだろう」との見解を示し、2週連続での苦戦を予想している。
モンツァはマクラーレンの弱点を白日の下に晒すだろう
フェルナンド・アロンソ
モンツァは僕にとってすごく特別なサーキットで、良い思い出がたくさんあるんだ。熱烈なファンの存在やこれまでに積み重ねられてきた歴史のせいだと思うんだけど、他のサーキットとは違う雰囲気があるんだよ。レース後にファンが雪崩を打ってコース上に入ってきた時の感じは、世界中の他のどこでも経験出来ないものだし、モンツァには凄まじい情熱が溢れている。
今週末も僕らマクラーレンにとって厳しい週末になるだろう。相性の良いコースでのレースがその後に控えているけど、今回のモンツァは僕らのパッケージの弱点を明らかにするあらゆる特徴が備わっている。できるだけ頑張ってみて結果を受け入れるつもりだ。
先週のベルギーGPでの事故でクルマが大破しまったわけだけど、チームは連戦にもかかわらず十分なパーツを用意するために懸命に仕事に取り組んでくれた。彼らの努力に心から感謝しているし、例え厳しい週末になったとしても、全力でレースをするつもりだ。
イタリアGPの戦いの舞台となるのはフェラーリの聖地モンツァ・サーキット。1周5,793mのコースはエンジン全開率が80%近くにまで達する。昨年のグランプリでは、メルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインを果たし2連勝。2位はバルテリ・ボッタス、3位はセバスチャン・ベッテルという結果だった。
F1イタリアGPは日本時間2018年8月31日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。