「アップグレードの真価は決勝で更に際立つ事になる」とブレンドン・ハートレー
F1カナダGP予選でチームメイトを上回り12番グリッドを獲得したトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、アップグレードの真の実力は予選よりも決勝でより際立つ事になると主張する。
ホンダは最新スペックのエンジンをモントリオールに持ち込み二台のSTR13に搭載。図らずもピエール・ガスリーのマシンに積み込まれた新型エンジンは原因不明のパワーダウンを抱えたが、改良版RA618Hはジル・ビルヌーブ・サーキットで印象的なトップスピードを示している。
F1カナダGP予選を終えて
ブレンドン・ハートレー予選: 12位, FP3: 12位
今日、自分が成し遂げた事に本当に満足してる。今週末、チーム一丸となってマシンをあるべきポジションに持っていくために作業を続けてきた事にもね。多かれ少なかれ、12番手というのは今週末の僕らの位置なんだと思う。最後のアタックではもう後コンマ数秒削れた可能性もあるけど、今日はQ3に進出するのはちょっと難しかったね。
このトラックでのドライブを本当に楽しんでるよ。バンプや縁石、近くにある壁…ここには色んな要素がある。モナコの時も週末を通して力強さを感じていたけど、Q1でちょっとした混乱があってQ2を逃してしまった。だから、今回モントリオールでそれよりも良い結果が出せて良かったよ。
明日のレースについてはかなり楽観視してるよ!予選でもアップグレードされたパフォーマンスの成果が出ていたけど、僕らはその効果は決勝でより大きく作用すると考えているんだ。レースではここ最近苦戦し続けているしね。ライバルと良いバトルが出来ることを祈っているし、願わくばトップ10に食い込みたいね。
これまでのところあらゆる事が本当にポジティブだし、過去に見てきたようにここカナダでは多くの事が起こりうるから、引き続き集中してポイントを持ち帰れるようベストを尽くすよ。
ポールポジションから決勝に挑むのはスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。同じくフロントロウにはメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス、逆転勝利を狙う。2018年F1第7戦カナダGP決勝レースは、日本時間6月11日(月)午前3時10分からジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで開催される。