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ザウバーF1、大型新人ルクレールが見事2戦連続でQ2進出。先輩エリクソンを上回る
数年がかりでミッドフィールド返り咲きを目指すザウバーF1チームのスペインGP予選は、新人のシャルル・ルクレールが予選Q2進出を果たし14番手と、先輩格の17番手マーカス・エリクソンを上回る結果となった。
創設者のペーター・ザウバーが見守る中、昨年圧倒的な速さでFIA F2選手権を制したルクレールは週末を通して速さを示し続け、前戦アゼルバイジャンに次いで2戦連続でQ1を突破してみせた。
F1スペインGP予選を終えて
シャルル・ルクレール予選: 14位, FP3: 15位
期待以上のパフォーマンスだったよ。僕らにとって前向きな一日になった。FP3で一歩前進した後、今週末に学んだすべてを総動員してQ1に臨んだんだ。全力を出し切り良いラップを走れたと思う。
この手のコースレイアウトではあまり期待してなかったから、2戦連続でQ2に進出できて良かったよ。これまでに果たしたステップアップにとても満足してる。明日は集中してレースに取り組み最高の結果を狙うよ。
マーカス・エリクソン予選: 17位, FP3: 18位
僕にとっては残念な予選だった。マシンバランスに手こずってたし、感触も悪かったんだ。今週末は競争力があっただけにQ1敗退となってしまい残念だよ。でもまあ、競争力があるのは良いことだし、決勝では幾つかポジションを挽回できると思ってる。
シーズン第5戦F1スペインGP決勝レースは、日本時間5月13日(日)22時10分から1周4,655mのカタロニア・サーキットを66周する事で争われる。予選終了後のバルセロナは雨の予報が出ており、決勝開始までに路面に載ったラバーが全て洗い流される可能性がある。