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ホンダF1 田辺豊治「実践に向けエンジンは着実に進化」第二回 F1バルセロナテスト3日目
開幕前最後のF1合同テスト3日目を終えて、ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターは、18年仕様のホンダエンジン「RA618H」は、開幕戦に向けて着実に進化しているとの認識を示した。
3日目のトロロッソ・ホンダSTR13の走行を担当したのはピエール・ガスリー。最も柔らかい桃色ハイパーソフトを履いて予選シミュレーションを実施。直近のライバル勢を抑え1分18秒363をマークし、フェラーリ、ハースに次ぐ3番手タイムでセッションを終えた。
トラブルフリーの生産的な一日
田辺 豊治ホンダF1現場責任者
最初の2日間よりも涼しくなり雲も多い日となりましたが、依然としてテスト向けの良いコンディションに恵まれました。チームにとって実りある一日になり満足しています。午前中に予選シミュレーションを実施し、午後はピットストップ練習などのオペレーション関連を含むレースシミュレーションを行いました。
セッションを通して、パッケージングのセットアップに関する調整作業を続けました。これまでのところ、ホンダのパワーユニットは信頼性を示しており、レースセッティングの面で改善を果たしてきています。ピエールはトラブルフリーで169周を完了し、貴重なフィードバックを提供してくれました。
明日はブレンドンの番ですが、今日のようにできるだけ多くの周回を重ね、プレシーズンテストの最終日をレッドブル・トロロッソ・ホンダの最初のステップとして、良い形で締め括れるよう願っています。