トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

2nd F1テスト3日目《総合結果》トロロッソ・ホンダ 過去最高の3番手!フェラーリ 最速&最多周回と盤石

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2018年F1世界選手権第二回プレシーズンテスト3日目のセッションが3月8日に行われ、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルがファステストを記録した。トロロッソ・ホンダはこの日ピエール・ガスリーが担当、今季テスト最高位の3番手につけた。

セッションは気温は6℃、路面温度14℃のドライコンディションでグリーンフラッグ。開幕オーストラリアGPまで残されたテストは後2日間のみとあって各車いよいよ本気モード。午前中は、柔らかめのコンパウンドを履き積極的にショートランを実施するチームが多く見られた。ウィリアムズを除く9チーム全てが20秒を切るなど、昨日までと比較してラップタイムは大幅な上昇曲線を描いた。

ベッテルはランチブレイク直前に桃色ハイパーソフトを履き、2位以下を1秒以上引き離す16秒台目前の1分17秒182を記録。昨日ダニエル・リカルド(レッドブル)が残したファステストタイムを1秒近く上回り、非公式ながらもコースレコードを更新した。計上したトータルラップは実に188周。全13台中最も多くの周回を走り込んだ。

セバスチャン・ベッテルがドライブするSF71H
©ScuderiaFerrari

2番手には同じフェラーリエンジン「062 EVO」を搭載するハースのケビン・マグヌッセン。上位勢では唯一赤色スーパーソフトタイヤを履き、パドックの驚きを誘う18秒360の2番手タイムを記録した。昨日はオイルリークに見舞われ僅か71周だったラップも153周にまで伸ばしてみせた。

3番手には、連日印象的な速さを発揮し続けているトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー。スーパーソフトでの走行を続けていたガスリーSTR13は、正午前にウルトラソフト、ハイパーソフトと、立て続けにより柔らかいコンパウンドにスイッチし、18秒758の4番手タイムを記録。午後には自己ベストを更新する18秒363を刻み3番手に躍り出た。

ガスリーは午前のセッション終了直前、1分17秒805という驚きのファステストを刻んでみせたが、トラックリミットに引っかかり、このタイムは幻と消えた。ホンダの18年仕様F1エンジン「RA618H」は、テスト期間中にも絶えずアップデートが投入されている。

ホンダのスタッフと話をするピエール・ガスリー
© Getty Images / Red Bull Content Pool

3強の一角を形成するメルセデスとレッドブルはこの日、硬めのコンパウンドを履きロングランに集中して取り組んだ。ルイス・ハミルトンは8番手、バルテリ・ボッタスは9番手、そしてレッドブルのマックス・フェルスタッペンはタイムシート後方の12番手に留まり、一步引いた場所から跳ね馬の様子を伺う形となった。

信頼性不足が露呈しているマクラーレンはこの日ストフェル・バンドーンが登板。ハイパーソフトを履き18秒855の6番手を記録した。ホンダからはコンマ5秒遅れたものの、連日の走行不足の埋め合わせをすべく、午後は一心不乱に周回を重ね、合格点と言える151周を計上した。

開幕前最後の公式テストは、明日3月9日現地9時から18時までスペイン、カタロニア・サーキットで行われる。

第二回 F1合同テスト3日目 順位結果

Pos. Driver Team Time Tyre Lap
1 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分17秒182 ハイパーソフト 188
2 ケビン・マグヌッセン ハース 1分18秒360 スーパーソフト 153
3 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分18秒363 ハイパーソフト 169
4 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分18秒675 ハイパーソフト 79
5 カルロス・サインツ ルノー 1分18秒725 ハイパーソフト 69
6 ストフェル・バンドーン マクラ-レン 1分18秒855 ハイパーソフト 151
7 マーカス・エリクソン ザウバー 1分19秒244 ハイパーソフト 148
8 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分19秒296 ミディアム 84
9 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分19秒575 ミディアム 97
10 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1分19秒629 スーパーソフト 73
11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分19秒634 スーパーソフト 159
12 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分19秒842 ソフト 187
13 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分20秒262 ウルトラソフト 67