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テール・トゥー・ノーズ
テール・トゥー・ノーズとは、レース中に前のマシンの後部と後のマシンのノーズとが触れてしまいそうな位接近してバトルしている時に使われる。オーバーテイク直線の光景を指し示す実に官能的なコトバである。
ただし、残念なことに現代F1ではレギュレーションによるマシン特性の関係上、前を走行するマシンの気流の乱れが激しく、後続のマシンがこれに接近することが極めて難しいのだ。近づこうとするとダウンフォースが安定しないためテールトゥノーズには中々持ち込めない。
ちなみに「テール・トゥー・ノーズ」は和製英語であり、英語圏ではバンパー・トゥー・バンパーとも呼ばれるらしい。レース中のバトルに関する似たような言葉として「サイド・バイ・サイド」がある。