スージー・ウォルフ
copyright susiewolff.com

スージー・ウォルフ

  • Updated:

人物データ

名前 スージー・ウォルフ / Susie Wolff
国籍 イギリス
出身地 スコットランド
生年月日 1982年12月06日 / 41歳
身長 168cm
体重 53kg
WEBサイト www.susiewolff.com
SNS instagram

スージー・ヴォルフ(英:Susie Wolff)は、スコットランド出身の女性レーシングドライバー(旧姓ストッダート)。夫はメルセデス・ベンツ・モータースポーツのマネージング・ディレクターであるトト・ウォルフ。2018年~2022年までフォーミュラEに参戦するヴェンチュリーのチーム代表及び最高経営責任者(CEO)を務めた。

2006年よりドイツツーリングカー選手権に参戦。2012年に技術開発ドライバーとしてウィリアムズF1チームと契約し、14年には公式セッションデビューを果たした。夫のトトは当時ウィリアムズの株主であったため、デビューの背景にその影響がなかったとは言い切れないが、彼女が素晴らしいドライバーであることは言うまでもない。

スージー・ウォルフ

2015年第2戦マレーシアGPでレギュラードライバーのバルテリ・ボッタスが怪我のため出走出来ない事態となり、実質第3番目のドライバーであったスージーのデビューが噂された。

しかしウィリアムズは外部からエイドリアン・スーティルをリザーブとして雇用、参戦は幻に終わってしまった。このことでF1に幻滅した彼女は、2015年11月にレーシングドライバーとしてのキャリアに終わりを告げた。

私生活

2011年にトト・ウォルフと結婚。トトには前妻のステファニーとの間に生まれた2人の他に、2017年4月10日にスージーとの間に授かったジャックという3人の子供がいる。

主なキャリア

彼女は2度ほど「ヤング・ドライバー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされ、女性としては初めて最後の6人まで残った経歴をもつ。これがきっかけでメルセデスからDTMに参戦した。

  • 1996年…カートデビュー。イギリス女性カートドライバー・オブ・ザ・イヤーに選出。
  • 2000年…英フォーミュラA選手権で10位。世界トップ女性カートドライバーに選出
  • 2001年…フォーミュラ・ルノーに参戦(~2004年)
  • 2005年…イギリス・フォーミュラ3に参戦
  • 2006年…DTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦
  • 2012年…ウィリアムズF1チームの技術開発ドライバー
  • 2018年…ヴェンチュリーFEチームのチーム代表に就任
  • 2022年1月…ヴェンチュリーFEチームのCEOに就任
  • 2022年8月…ヴェンチュリーFEチームを離脱

モータースポーツへ足を踏み入れたきっかけ

13歳の時にドニントン・パークで開催されていたF3を見に行き、そのときレーシングドライバーになることを決意したそうだ。ちなみにその日優勝したのは、その後F1ドライバーとなるジェンソン・バトン。父親はスコットランドでバイクの販売店をやっていたようだ。

モータースポーツからの引退

2015年11月4日、2015年シーズンをもってモータースポーツの競技から引退することを発表した。