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テレメトリーシステム

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テレメトリーシステムとは、 走行中のマシンデータをピットからモニタリングできるシステムのこと。日本語で言えば遠隔測定機能。マシンの状態変化を把握し、レースマネージメントやマシン開発に利用している。

F1でテレメトリの使用が本格化したのは1980年代後半。無線による同システムをいち早く採用したのはホンダだとされているが、当時は1周を通してモニタリングする事は出来ず、ピット脇を走行する際にのみデータをピットウォールへと送信していたようだ。

その後テクノロジーの進化によって1990年代初頭からトラック全体からのデータ送信が可能となったものの、木や建物などの遮蔽物で電波が届かないコースも多く、当時も完全なリアルタイムデータを得る事はではなかったようだ。

どんな情報を見ているの?

燃料消費量やタイヤ、ブレーキの温度、磨耗、各部のストレスや不具合などもリアルタイムで監視できる。エンジニアがそのデータを解析し、クルマのセットアップ作業やパッケージへの理解に役立てる。

現代のF1マシンには300個近いハイテクセンサーが取り付けられており、チームがレース週末に収集するデータの総量は500ギガバイトにも達する。