ウィリアムズF1マシン、31年ぶりに黄色復活…メキシコ及びブラジルGPでFW46に限定カラーリング
ウィリアムズ・レーシングは2024年のF1第20戦メキシコGPと第21戦ブラジルGPで、アレックス・アルボンとフランコ・コラピントがドライブするFW46に、特別な黄色のエンジンカバーを採用し、チームの伝統的なカラーを再現する。
これは、ローガン・サージェントに代わってコラピントがレースドライバーに昇格したことを受け、チームのスポンサーとなったメルカド・リブレとの契約の一環として行われる。
鮮やかな黄色をブランドカラーとするアルゼンチン・ブエノスアイレスに本社を置くメルカド・リブレは、Eコマースとデジタル決済の大手で、18か国で1億人以上のユーザーを抱えており、今年8月にウィリアムズの公式パートナーとなった。
ウィリアムズのF1マシンのエンジンカバーに黄色が施されるのは、1993年型「FW15C」以来、31年ぶりとなる。
初めて黄色が掲げられた1983年の「FW08C」から1993年までの間にウィリアムズは、通算114勝のうち55勝を挙げ、9回のコンストラクターズタイトルのうち3回、7回のドライバーズタイトルのうち3回を獲得した。これには、FW11Bを駆って1987年に3度目にして最後のタイトルを獲得したブラジル人ドライバー、ネルソン・ピケの活躍も含まれる。
アルボンとコラピントのレーシングスーツにも黄色が取り入れられ、ブラジルGPでは「Mercado Libre」の表記がポルトガル語の「Mercado Livre」に変更される。またコラピントは、このパートナーシップを宣伝するテレビCMにも出演する予定だ。