ウィリアムズ・レーシングのモーターホーム

ウィリアムズF1、クレアとフランク含む5名の取締役が退任…ドリルトンから後任

  • Published:

F1世界選手権に参戦するウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリング社は英国現地9月3日(木)、米国に本社を置く民間投資会社ドリルトン・キャピタルによるチーム買収に伴い、マシュー・サベージ、ダレン・フルツ、ジェームズ・マシューズの3名が新たに取締役に就任した事を明らかにした。

同日ウィリアムズは、クレア・ウィリアムズだけでなく、フランク・ウィリアムズ、マイケル・オドリスコル、ダグラス・ラファティ、マーク・ビッドルら取締役を解任。創業家による43年の歴史に終止符が打たれ、役員人事が一新される事となった。なおこの日発行された公的文書には、バーニー・エクレストンが一枚噛んでいるとの噂が流れるBCE limitedの関与が確認された。

マシュー・サベージはドリルトン・キャピタルの会長で、ロンドンとニューヨークで世界的金融グループとして知られるロスチャイルドに22年間勤務し、M&Aや事業再編を担当。2009年にダレン・フルツと共にドリルトンを創業した。

ダレン・フルツはロスチャイルドでコーポレートファイナンスやM&Aに関する業務に従事。戦略コンサルのZSアソシエイツやC3i時代には、販売およびマーケティング戦略に関するアドバイスをクライアントに提供してきた。ダレン・フルツはドリルトンの投資先全企業の取締役を務めている。

ジェイムズ・マシューズは2001年に設立されたロンドンに本社を置く投資顧問会社エデン・ロック・グループの最高経営責任者を務める人物で、かつてはレーシングドライバーとして英国F3やユーロカップ・フォーミュラ・ルノー等で活躍した実績を持つ。なおジェイムズ・マシューズの妻ピッパ・ミドルトンは、イギリス王室のケンブリッジ公ウィリアム王子夫人であるキャサリン・ミドルトンの姉妹のようだ。

ウィリアムズは声明の中で「新しい取締役会は、ウィリアムズの伝統・文化を維持することの重要性を認識しており、経営陣と協力してチームの復権に取り組んでいく」と述べた。

F1イタリアGP特集