ウィリアムズのジョージ・ラッセル、2019年F1スペインGPにて
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ウィリアムズ、ラッセルのギアボックスを交換…F1スペインGPで5グリッド降格

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FIA国際自動車連盟はF1スペインGP予選に先立って、ウィリアムズ・レーシングがジョージ・ラッセルのギアボックスを交換した事を明らかにした。レギュレーションは6戦連続での使用を義務付けており、ラッセルは日曜の決勝で5グリッド降格ペナルティを受ける事になる。

ラッセルは、現地バルセロナ11日午前に行われたF1第5戦スペインGPのFP3でクラッシュ。残り5分のところで、ターン4に侵入した際にリアからタイヤバリアへと突っ込み、セッションは赤旗中断のままチェッカーフラッグを迎えた。

「チームの皆に申し訳なく思ってる」とラッセル。「限界を探ってかなり激しくプッシュしたら、コースをはみ出してしまった。クルマを予選に間に合わせるために、チームは今懸命に作業に取り組んでくれている」

ウィリアムズは過去4戦に渡ってグリッド最後方に沈んでおり、カタロニア・サーキットでの第5戦でもその傾向が変わる見込みは薄い。幸か不幸か、5グリッド降格の影響は最小限に留まるとみられる。

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