開幕前F1プレシーズンテスト、遂に今週開幕! 先陣を切り5チームがドライバーラインナップを発表
3月12日(金)に開幕を迎えるF1公式プレシーズンテストに先立ち、ウィリアムズとハースが先陣を切ってドライバーラインナップを発表。レッドブル・ホンダとマクラーレン、アルファロメオがこれに続いた・
2021年シーズンの行方を占う開幕前テストは今年、例年のカタロニア・サーキットではなくバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される。日程は昨年の半分となる3日間で、3月12日(金)から14日(日)に行われる。
なお、これまでシーズン前テストが日本で放送される事はなかったが、今季はDAZNが全セッションを日本語解説・実況付きで完全生配信する。更に2ヶ月無料キャンペーンも同時開催だ。
注目のレッドブル・ホンダで先陣を切るのは、ミルトンキーンズでの5年目のフルシーズンを迎えるエースのマックス・フェルスタッペンだ。
テスト2日目の13日(土)は、安定的なポイント獲得を期待されアレックス・アルボンに代わって今年移籍してきたセルジオ・ペレスが今季型F1マシン「RB16B」での作業を引き継ぐ。14日(日)は作業を分担し、午前をペレス、最後の締めの午後をフェルスタッペンがドライブする。
F1参戦6年目を迎えてウラルカリを冠スポンサーとしたアメリカンチームは、ミック・シューマッハ(21歳)とニキータ・マゼピン(22歳)のルーキー2名体制でシーズンに臨む。両者は昨シーズンのFIA-F2選手権でしのぎを削った。7冠ミハエルの息子ミックはタイトルに輝き、マゼピンは総合5位でフィニッシュした。
最初に2021年の新車「VF-21」のステアリングを握るのはシューマッハだ。チームは3月12日(金)の午前をシューマッハに託し、午後はマゼピンに作業を引き継がせる。2人は2日目と3日目も午前と午後で作業を分担する。
なおチームはテスト初日金曜現地午前8時30分に、ガレージ前のピットレーンで「VF-21」の実車プレゼンテーションを行う。また午前10時のコースオープンに先立っては、写真撮影を行う。
ハッキングによりAR=現実拡張アプリでの新車公開の断念を強いられたウィリアムズは、開発ドライバーを含めた3名が各日のテストセッションを担当する。
初日は開発ドライバーのロイ・ニッサニーが、2日目は2年目を迎えるニコラス・ラティフィが、そして最終日はジョージ・ラッセルが「FB43B」のステアリングを握る。
アルファロメオは大ベテランのキミ・ライコネンが初日午前を担当。午後はアントニオ・ジョビナッツィがタスクを引き継ぎ、そのまま2日目もフルでドライブ。最終日にライコネンが締める。
チーム | 12日(金) | 13日(土) | 14日(日) |
---|---|---|---|
レッドブル | フェルスタッペン | ペレス |
午前: 午後: フェルスタッペン |
ペレス
マクラーレン |
午前: 午後: ノリス |
リカルド未定 | 未定 |
ウィリアムズ | ニッサニー | ラティフィ | ラッセル |
ハース |
午前: 午後: マゼピン |
シューマッハ
午前: 午後: シューマッハ |
マゼピン
午前: 午後: マゼピン |
シューマッハ
アルファロメオ |
午前: 午後: ジョビナッツィ |
ライコネンジョビナッツィ | ライコネン |