ウィリアムズの2019年マシン「FW42」
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ウィリアムズF1の新スポンサー「ROKiT」って何の会社なの?

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今年新たにウィリアムズF1チームのタイトルスポンサーとなった「ROKiT」とはどのような会社なのだろうか?名門ウィリアムズは11日、本拠地グローブでイベントを開催し、2019年のF1マシン「FW42」のリバリィと、ROKitとのタイトルスポンサー契約締結を発表した。

ROKiTは、アメリカ人起業家のジョン・ポール・デジョリアと、かつてグッドイヤーに務めていたジョナサン・ケンドリックが創業した、イギリスと南カリフォルニアに本社を置く企業「ROK Brands」傘下のITブランド。同社はアルコール飲料を扱うROK Drinksやライブストリーミング配信を行うROK TV等、数多くのブランドを抱えている。

ITを扱うROKiTブランドでは、携帯電話事業と無線LAN事業の2つのビジネスを手がけている。同ブランドは今後3年間で10カ国にスマートシティを構築するというビジョンを掲げ、インドの27の大都市でパブリックWi-Fiを展開。2019年3月には米国と英国でスマートフォン事業を開始する予定となっており、ウィリアムズとの提携は新市場開拓に向けてのプロモーションの一環とみられる。

ロバート・クビサが持ち込んだとされるスポンサー、PKNオルレンとの契約によってウィリアムズは1000万ドル(約11億円)、あるいは2500万ドル(約28億円)の資金を得ると噂されている。発表された「FW42」のデザインを見ても明らかなように、冠スポンサーであるROKiTのスポンサーマネーがこれを上回る金額である事は間違いない。