WECシルバーストーン6時間で優勝したトヨタのフェルナンド・アロンソ、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴copyright TOYOTA MOTOR CORPORATION

トヨタの1-2フィニッシュが幻に…縁石ダメージによる車体剛性違反で失格処分 / WEC第3戦シルバーストーン6時間《決勝》

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8月19日に開催されたWEC世界耐久選手権 第3戦シルバーストーン6時間で1-2フィニッシュを果たしたトヨタの2台に失格処分が下された。レース後、総合優勝の8号車と2位チェッカーの7号車に車両規定違反が発覚。結果、3位フィニッシュのレベリオン・レーシング3号車が繰り上がり、総合優勝となった。

レースは、TOYOTA GAZOO Racingの8号車TS050 HYBRID(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ)がトップチェッカーを受け、同7号車(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)が2位フィニッシュ。トヨタが開幕3連勝を達成したかに思われた。

だが、2台ともがシルバーストーンに設置された新しい縁石に関連するダメージを負いフロア前方のスキッドブロックが破損。レース後車検の車体剛性検査で不適合との判定がなされ、レーススチュワードは失格の裁定を下した。スキッドブロックとは、路面との接触によってフロアの損傷を防ぐための板の事で、レギュレーションで定められた規定値を超える変形は規約違反となる。

これより、3位フィニッシュのレベリオン・レーシングの3号車レベリオンR13・ギブソン(トーマス・ローレン、マティアス・ベッシェ、グスタボ・メネゼス)が優勝。同じくレベリオン1号車(アンドレ・ロッテラー、ニール・ヤニ、ブルーノ・セナ)が2位に、そしてSMPレーシングの17号車BRエンジニアリングBR1・AER(ステファン・サラザン、イゴール・オルトツェフ)が3位に繰り上がる事となった。

違反の対象となった車両部品は、昨年の開幕戦から使用してきたものであり、直近では今年の開幕戦のスパで同様の検査に合格している。トヨタは現在、失格裁定の妥当性と今後の対応を協議している。