2019年前半に発売が予定されているトヨタ自動車の新型「スープラ」が、7月12日に開幕した「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2018」に登場。開発を主導した多田哲哉チーフエンジニアとマスタードライバーのHerwig Daenensがステアリングを握り、ヒライムを出走した。

スープラは、トヨタが1978年から2002年まで製造・販売していたフラグシップスポーツカー。今年3月に開催されたジュネーブモーターショーで「GR Supra Racing Concept」が公開され、19年の復活に向けて実車の公開が待ち望まれていた。

グッドウッドフェスティバルで世界初公開された市販版スープラには「Toyota A90」というコードネームが用いられ、外装はトヨタガズーレーシングのチームカラーである黒・赤・白を織り交ぜたカモフラージュ柄で覆われた。心臓部には直列6気筒エンジンを搭載、後輪をドライブするFRを採用する。