ハースをオーバーテイクしたアルファロメオのキミ・ライコネン、2020年F1ポルトガルGP決勝にてcopyright Alfa Romeo Racing

動画:必見!マジすげぇ…僅か80秒で10台を華麗に交わすキミ・ライコネンの神ドライブ「大した意味はない」

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2007年のF1ワールドチャンピオンは、キャリア通算324戦目を迎えた2020年F1第12戦ポルトガルGPで、オープニングラップの80秒という僅か時間で一気に10台のマシンを抜き去り、16番手から6番手にまで一気にポジションを上げる神ドライブを披露した。

この日のアルガルベ・サーキットの路面は一部が雨で濡れ、前日よりも気温・路面温度共に低下。非常に難しいコンディションでのレーススタートとなった。

キミ・ライコネンはタイヤ選択の自由がある11番手以降で唯一、最も柔らかいソフトコンパウンドを履いていた。周囲は一段回硬めのミディアム。これが神ドライブの原動力である事は確かだが、未知数の路面状況を読み取り、他車の動きに即座に反応し、滑るリアに対処しながら先を見据えてラインを走るその姿は、マクラーレン時代のドライビングを彷彿とさせた。

レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンはライコネンの”神ドライブ”について「キミは疾風のようだった。まるで彼だけが別のサーキットを走っているみたいだった」と評した。

だが、ミディアム勢のタイヤに熱が入り始めるとアドバンテージを失い、11周目のピットストップによって20番手最下位に。その後、再びポジションを上げ始めると、残り8周までは入賞圏内10番手を走行していたが、かつてのチームメイトであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に交わされ、ポイントまであと一歩の11位フィニッシュに終わった。

リザルト的には奮わなかったものの、世界中のモータースポーツファンを沸かせたライコネン。しかしながら、レースを振り返ったアイスマンは「序盤数ラップは本当に良かった。何台ものマシンを追い抜き良いポジションにつける事ができたけど、最終的には何も恩恵がなかったわけだから大した意味はない」と語った。

「やれるだけの事はやったけど、残念ながら最後までセブ(ベッテル)を抑える事はできなかった。レースペースは悪くなかったけど、スタートポジションがポジションだったから、順位を上げるのは簡単じゃない。クルマの感触は良かったけど、ポイントを獲得するにはまだ少し何かが不足している」

「願わくば、来週のレースに前に進みたいところだね」

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