F1ポルトガルGPでの3位表彰台を喜ぶレッドブル・ホンダのメンバーとマックス・フェルスタッペン
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ホンダF1、進化伺わせる11連続ポディウム!早くも昨季表彰台数に並ぶ「価値あるポイントを獲得できた」と田辺TD

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ホンダF1は10月25日(日)に行われたF1第12戦ポルトガルGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが3位フィニッシュを果たし、ソチ、ニュルブルクリンクに続く3戦連続となる表彰台を獲得。スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーが殊勲の5位入賞を飾り、ダブルポイントを手にした。

ホンダF1としては第2戦シュタイアーマルクGPから続く11戦連続の表彰台獲得となり、今季5戦を残した段階で昨年の表彰台獲得数に並び、進化の程度を伺わせた。

順位 ドライバー チーム タイム
3 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 66 +34.508s 15
5 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 65 +1 lap 10
12 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 65 +1 lap 0
19 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 64 +2 laps 0

Honda:F1ポルトガルGP決勝

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

今日行われたポルトガルGPの決勝は、レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が3戦連続となる3位表彰台を獲得し、ホンダにとっての11戦連続となる表彰台をもたらしてくれました。

週末を通して速さを見せていたスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、何度も素晴らしいオーバーテイクを繰り返し5位入賞と、素晴らしい走りでチームに価値あるポイントをもたらしてくれました。全体的にはポジティブな結果だと考えています。

今週末は昨日の予選に続いて、決勝レースでもタイヤ・マネジメントが大きな鍵になったと思います。フェルスタッペン選手とガスリー選手の素晴らしいレース結果の背景の1つには、レースペースをコントロールしながら上手くタイヤをケアした点があると思います。

来週はイタリアのイモラ・サーキットにて、土曜と日曜の2日間開催のフォーマットでレースが行われます。予選と決勝に向けてのプラクティスが僅か90分ですので、誰にとっても興味深いチャレンジとなります。

イモラは、スクーデリア・アルファタウリのファクトリーから目と鼻の距離にあり、チームにとっては今季3度目のホームグランプリとなります。現行ハイブリッドレギュレーションでの初開催となりますので、十分に準備をして臨みたいと考えています。


10月25日(日)にアルガルベ・サーキットで行われた2020年F1第12戦ポルトガル・グランプリ決勝レースでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続く結果となった。

復活のイモラ・サーキットで行われる次戦エミリア・ロマーニャGPは、1週間後の10月31日、11月1日の2日間に渡って開催される。

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