F1ワールドチャンピオン獲得を抱き合って喜ぶレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとクリスチャン・ホーナー代表、イギリス・ミルトンキーンズのファクトリーで行われた凱旋祝賀会にて、2021年12月15日
Courtesy Of Red Bull Content Pool

最大340億円? フェルスタッペン、F1史上最高額でレッドブルとの契約延長に合意との報道

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2021年F1ワールドチャンピオン、マックス・フェルスタッペンがF1史上最高額の条件でレッドブル・レーシングとの契約延長に合意したようだ。近日中に正式発表される見込みだという。

オランダの最大の日刊紙「テレグラーフ」によると推定年俸は5,000万ユーロ、日本円にして約67億6,975万円になる見通しだという。

単年としてみれば7度のF1王者ルイス・ハミルトンと同じ水準だが、5年という超長期契約で合意に至った事で、72年に渡るF1の歴史の中で最も高額な契約になるという。5年トータルで計算すると340億円という途方もない額だ。

伝えられるところによるとフェルスタッペンは、バルセロナで行われた3日間のプレシーズンテスト中に口頭で合意を伝え、3月1日(火)にミルトンキーンズのファクトリーで契約の最終な手続きを済ませたという。

なおレッドブル・レーシングは現時点で何も発表しておらず、フェルスタッペンのマネジャーを務めるレイモンド・フェルミューレンも先の報道に対してコメントしていないが、今後数日以内に正式発表される見通しだという。

英国のタブロイド紙「デイリー・メール」も、「全て同意に達した」との情報筋のコメントを伝えた。

24歳のフェルスタッペンは現在、2023年末までの契約を有している。5年契約の場合、少なくとも30歳まで英国ミルトンキーンズのチームに留まる計算だ。

昨シーズンのメルセデス及びハミルトンとの激しいタイトル争いを経て、フェルスタッペンとレッドブルとの絆はより強固なものとなった。アブダビGPの大逆転劇の直後、フェルスタッペンは「この先10年、15年と一緒にやっていける事を願ってる。一生、彼らと一緒にやっていきたい」とレッドブルへの愛を口にしていた