フェルスタッペン「アーセナルのファンじゃないの?」チェルシーFC買収関与のハミルトンを小突く
レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは「アーセナルのファンじゃなかったっけ?」と述べ、チェルシーFCの買収に関与しているとされるルイス・ハミルトン(メルセデス)をおちょくった。
2023年末でメルセデスとのF1契約が失効するハミルトンは、チェルシーFCのライバルであるアーセナルのファンとして知られており、これまでに幾度となくその事を公言してきた。
F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの開幕を直前に控え、7度のF1ワールドチャンピオンが女子テニスのスタープレーヤー、セリーナ・ウィリアムズと共に各々、約1000万ポンド(約16億5,125万円)を提供する事で元リヴァプールFC会長のマーティン・ブロートン率いるコンソーシアムと合意に至ったと報じられた。
英インデペンデントによるとイモラ・サーキットでのレースウィークを前にフェルスタッペンは、PA通信とのインタビューの中で「彼はアーセナルのファンじゃなかったの? アーセナルのファンでチェルシーを狙っているのだとすれば、かなり面白い話だね」と述べ、昨年のタイトル争いのライバルをからかった。
「でもお金の使い方は人それぞれだから、どうなるか見守ろうよ」
「僕はPSV(オランダ・アイントホーフェンに本拠地を置くサッカークラブ)のファンだから、アヤックス(アムステルダムに本拠地を置くサッカークラブ)を買う事は決してないだろうけどね」
「それにもし僕がサッカークラブを買うとしたら、僅か数パーセントのオーナーじゃなく、全てを自分自身で決定できるように支配権を持つオーナーになりたいね」
ロシア軍のウクライナ侵攻に伴うイギリス政府からの制裁措置によって資産が凍結された事を受け、ロシア人オーナーのロマン・アブラモビッチはクラブの売却を決定した。
ニューヨーク・タイムズによると25億ドル、約3,161億円規模での売却を望んでおり、ブロートン率いる投資家グループは最終候補に残った3つの入札者の中の1つとされている。