フェルスタッペン、ルマン24時間バーチャルでノリスと共闘…Team Redlineから参戦

並んでパドックを歩くマックス・フェルスタッペンとランド・ノリスcopyright Red Bull Content Pool

現役F1ドライバーのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とランド・ノリス(マクラーレン)が手を取り合い、Team Redlineからル・マン24時間バーチャルに参戦する事が決定した。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行の影響で、今年のル・マン24時間レースは9月19日~20日へと延期され、当初開催が予定されていた6月13日・14日には、物理演算に定評のあるrFactor2をゲームプラットフォームとして、「ル・マン24時間レース・バーチャル」が開催される。

普段はF1サーキットでしのぎを削るライバル同士の2人だが、今回はシムレースで生計を立てているオランダ出身のアッツェ・ケルコフ(Atze Kerkhof)とフィンランド出身のグレガー・フトゥ(Greger Huttu)と共に、オレカ07 LMP2マシンをシェアする。

ロックダウン中は様々なシムレースイベントが行われているものの、2人が同じレースに参加するのは3月に開催された「Real Racers Never Quit」以来初めて。このイベントは「iRacing」を舞台として全6ラウンド12戦が行われ、フェルスタッペンが勝率5割という驚異的なパフォーマンスでチャンピオンを獲得した。

ル・マン24時間バーチャルにはチーム・ペンスキーやトヨタ・ガズー・レーシング、レベリオンなど50チームがエントリーしており、その内LMP2クラスには30チームが参戦する。

各チームは最大4名までドライバーを起用できるが、この内少なくとも2名はプロドライバーである必要があり、シムレーサーは最大2名までに限定される。リアルのル・マン24時間レースと同じようにドライバー交代は必須で、各ドライバーはレース中に最低4時間、最大7時間までステアリングを握ることが義務付けられる。

元F1ドライバーとしてはフェリペ・マッサやジャンカルロ・フィジケラらの参戦が決まっているが、現役ドライバーとして手を上げたのはフェルスタッペンとノリスが初。

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