ライコネン、またもQ1敗退「全部ダメ」ジョビナッツィはタイヤ選択自由な12番グリッドに満足 / アルファロメオ
アルファロメオは10月24日のF1アメリカGP公式予選で、アントニオ・ジョビナッツィがQ2進出を果たして13番手を獲得する一方、キミ・ライコネンは18番手でQ1ノックアウトを喫した。
ライコネンは7月末のハンガリーGP以来、一度もQ2に進出できていない。
チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、土曜のオースティンは風とバンプの影響が大きかったとして「ツイてないことに、キミはこの日のコンディションの犠牲になった。Q1を突破できなかったが、ライバルのペナルティによって悪くない位置からレースをスタートする。明日の展開を見守りたい」と語った。
ジョビナッツィは12番グリッド、ライコネンは15番グリッドにつく。
アルファロメオ:F1アメリカGP予選
キミ・ライコネン予選: 18位, FP3: 13位
今日の仕事ぶりは褒められたものじゃなかった。1ラップ目は横滑りが酷く、2ラップ目はキャンセルされてしまったし、最後のランもある瞬間以降、全く駄目で、どのラップも良いところがなかった。
何もかもが上手くいかない1日で理想的とは言えない。(ライバルの)ペナルティで幾つかポジションが上がる事になるけど、レースではもっと上手くやる必要がある。
アントニオ・ジョビナッツィ予選: 13位, FP3: 15位
最終的には悪い結果じゃなく、僕らはトップ10のすぐ背後から自由にタイヤを選んだ上でレースをスタートする事になる。ソフトスタートのQ3勢を考えると有利だと思う。
Q1の2回目の走行の際にターン1の出口でリアを失ってしまった。でも1回目のランが良かったから十分に通過できた。いつもとは違って今回はラッキーだった。
プラクティスでのレースペースも悪くなかったし、明日はどうなるだろうね。色んなシナリオを分析してオープニングラップを上手くこなし、ポイント圏内のトップ10を目指して戦いたい。
ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)。3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)という結果となった。
2021年 F1アメリカグランプリ決勝レースは、日本時間10月25日(月)4時にスタート。1周5516mのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を56周する事でチャンピオンシップを争う。