異例の早期発表…ホンダ2023年モタスポ計画、本日ライブ配信

ホンダのモータースポーツ活動計画発表会での集合写真、2022年11月14日Courtesy Of Honda Motor Co., Ltd

ホンダは本日12月12日(月)、2023年の国内外のモータースポーツ参戦計画を発表する。少なくとも2000年以降、年内にアナウンスが行われるのは今回が初めてで、異例の早期発表となる。

ホンダの活動計画は例年、体制発表と人材育成、モータースポーツの普及活動の発表が主となる。発表会の模様は18時より以下のYouTube公式チャンネルで無料ライブ配信される。

https://www.youtube.com/watch?v=090lPczRXkU

12月という年明けを待たない時期に発表会が行われた事は2000年以降、一度もない。従来は1月の第2週~2月頭に開催されてきた。

2000年以降の計画発表日時
発表日
2022年 1月14日
2021年 1月15日
2020年 1月10日
2019年 1月11日
2018年 1月12日
2017年 2月13日
2016年 2月12日
2015年 2月13日
2014年 2月07日
2013年 2月08日
2012年 2月03日
2011年 2月04日
2010年 2月19日
2009年 2月19日
2008年 2月21日
2007年 2月19日
2006年 2月20日
2005年 2月26日
2004年 2月03日
2003年 2月03日
2002年 2月04日
2001年 1月29日
2000年 1月17日

2輪・4輪を含む全てのモータースポーツ運営が株式会社ホンダ・レーシング(HRC)新体制へと一本化された事によるものなのかもしれない。ただ、12月15日を目前に控えたタイミングだけに気になるところではある。

メルセデスのトト・ウォルフ代表によれば、FIAの裁量次第であり「正式な期限」なるものは存在していないものの、2026年F1パワーユニット・サプライヤーのエントリーは2度に渡る延期を経て12月15日に締め切られるものと見られている。

ホンダは電動化エリア担当としてレッドブル・パワートレインズとの協業が噂されている他、一部では単独でのF1復帰の可能性も取り沙汰されている。要らぬ深読みか、それとも。

体制が判明していないスーパーフォーミュラのドライバーラインアップやインディカー・シリーズに参戦する佐藤琢磨の去就も注目される。

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