母国で気を引き締めるマクラーレン「実力が試されるグランプリ」F1イギリスGP 2017《preview》
英国に本拠地を置くマクラーレン・ホンダにとって、14日金曜から始まる第10戦F1イギリスGPは、彼らにとっての今シーズン最初のホームレースとなる。舞台となるシルバーストン・サーキットは、英空軍の飛行場跡地に建設された平坦なコース。世界選手権となったF1グランプリの初開催の地としても知られ、長い歴史と伝統を誇っている。
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、シルバーストンは、マシンとドライバーの真の実力が試されるサーキットである、と語り、熱烈な母国のファンを前に気を引き締める。
F1イギリスGPに向けて
エリック・ブーリエレーシングディレクター
イギリスGPはマクラーレン・ホンダの誰にとっても特別なレースとなります。それは、我々が英国のチームだからというだけではありません。ファンは他の場所では見られないほど熱心であり、情熱的であり、その数も非常に多いのです。
シルバーストンは、コップス、べケッツ、ストウといった悪名高いコーナーを持つ、まるで伝説のようなサーキットです。これまでに多くのチャンピオンの実力が試され、その壮大なレースによって観客を魅了し続けています。あまりにも高速かつチャレンジングであり、マシンとドライバーの両方にとって極めて要求の厳しいサーキットであります。2017年のF1マシンが、コース上のあらゆる場所でスペクタクルを見せてくれるのは間違いないでしょう。
我々のマシン”MCL32″の実力が試されるという意味では、決して簡単なサーキットではありません。ですが、ここには何があっても我々をサポートしてくれるイギリスのファン達がいます。彼らの情熱と声援によって生まれる最高の雰囲気に浸れることを心から楽しみにしています。
これまでと同じように我々は全力を尽くすつもりですし、ファンや同僚、そしてパートナーやゲストのために、素晴らしいショーを披露したいと考えています。
2017年第10戦イギリスGPの舞台はシルバーストン・サーキット、7月14日(金)17時からのフリー走行で幕を開ける。日程・結果・ニュース・サーキットガイドなど、グランプリに関する情報については、F1イギリスGP特設ページを参照されたい。