ピエール・ガスリー、最終盤のパンクで入賞圏内9番手から脱落「正直言って言葉にならない…」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはF1第10戦イギリスGP決勝レースで残り6周まで入賞圏内9番手を走行していたものの、パンクによって計画外のピットストップを強いられ11位でフィニッシュした。
テクニカル・ディレクターを務めるジョナサン・エドルズは「ピエールはアルピーヌやストロールと力強く戦ったが、デブリによってタイヤがパンクしてしまいポイント圏外に落ちてしまった」と説明した。
エドルズは「8位も可能だった」としており失ったものは小さくないが、それでもガスリーの転落によって代わりに入賞圏内に浮上したのがチームメイトの角田裕毅であったのは不幸中の幸いだった。
正直言って言葉にならない…
ピエール・ガスリー決勝: 11位, グリッド: 12番手
正直言って言葉にならないよ。最終盤までポイント圏内にいたのに不運にもパンクに見舞われてしまい、残り5周でピットインしなきゃならなかったんだからね。
今日みたいな展開のレースをノーポイントで終えるのは本当に悔しい。
ただ、それでも幾つか前向きな材料もあった。今週末は本当に厳しいものだったけど、レース中盤でトラフィックを攻略して単独走行に入った際のペースはかなり良かった。
もっと上のポジションを懸けて戦い続けていきたいから、今回苦戦した原因を突き止めるために懸命に取り組むつもりだ。
次のハンガリーではもう一度競争力を取り戻したい。
7月18日(日)にシルバーストン・サーキットで行われた2021年F1第10戦イギリスGP決勝レースでは、1周目にポイントリーダー達が関与するクラッシュが発生。マックス・フェルスタッペンはリタイヤに追い込まれたが、生き残ったルイス・ハミルトンは今季4勝目を飾り、2位にシャルル・ルクレール、3位にバルテリ・ボッタスが続く結果となった。
ハンガロリンクを舞台とする次戦F1ハンガリーGPは7月30日のフリー走行1で幕を開ける。