デ・フリース、最下位も前向き「レースの大部分は良かった」
Published:
完走17台中、最下位に終わったF1イギリスGP決勝レースを経てニック・デ・フリース(アルファタウリ)は、クルマの競争力を含めて解決すべき課題はあるとしつつも「レースの大部分は良かった」と述べ、前向きな姿勢を見せた。
ケビン・マグヌッセン(ハース)の出火に伴うバーチャル・セーフティーカー(VSC)はデ・フリースにとって不利に働いた。このタイミングでアルファタウリはソフトを履かせたが、デ・フリースはその僅か5周前にハードタイヤに交換したばかりだった。
ツキなく…レースの大部分は良かった
ニック・デ・フリース
決勝: 17位
開始: 18番グリッド
まずまずのレースだった。ソフトを履いた最初のスティントはかなりの競争力があって、パフォーマンスを維持しながら予想以上にスティントを伸ばすことができた。
でも残念ながらその後、VSCが出てしまい、チャンスを逃す事になった。ハードコンパウンドを履いた第2スティント最初の数周は良かったけど、最終スティントは本当に難しかった。
今週末は路面の関係でタイヤが温度に対して敏感だった。データを調べなきゃならない。
全体として僕らは望んでいたような位置にいないし、競争力も十分じゃないけど、個人的にはポジティブに捉えているし、レースの大部分は良かったと思う。
7月9日(日)にシルバーストン・サーキットで行われた2023年F1第11戦イギリスGP決勝レースでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にルイス・ハミルトン(メルセデス)が続く結果となった。
ハンガロリンクを舞台とする次戦ハンガリーGPは7月21日のフリー走行1で幕を開ける。