ポールポジションを獲得しスタッフと抱き合って喜ぶメルセデスのルイス・ハミルトン、2018年F1イギリスGP予選にて
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メルセデス、決勝での激戦を予想「フェラーリとは互角、何が起きても不思議はない」

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F1第10戦イギリスGP公式予選に挑んだメルセデスAMGは、ルイス・ハミルトンがキャリア通算76回目のポールポジションを獲得。バルテリ・ボッタスが4番手を手にした。二人は明日のレースをソフトタイヤでスタートする。

7日土曜の予選セッションは、今シーズンで最も接近した白熱の戦いとなった。ハミルトンは2番手セバスチャン・ベッテル(Ferrari)を僅か1000分の44秒上回ったに過ぎず、3番手キミ・ライコネンもコンマ1秒以内に迫っていた。

予選を振り返ったチーム代表を務めるトト・ウォルフは「フェラーリの2台はルイスのすぐ後ろからスタート。何が起こっても不思議はない。ベストを尽くさずしてトップチェッカーはない」と語り、決勝での激戦を予想している

Mercedes:F1イギリスGP予選を終えて

ルイス・ハミルトン予選: 1位, FP3: 1位

あのラップで持てる全てを出し切ったよ。予選としてはキャリアの中で一番厳しいラップだった。マシンからタイムを引き出すために限界を超えて攻めなきゃならなかったからね。まとめ切れない可能性もあったから、上手くやれて本当に良かった。

ファンのみんなが僕のために集まってくれてるのは分かってた。コースに出ていく度に毎回声援を送ってくれてるのが見えるんだ。驚異的と言っていいくらい凄いサポートで、本当に勇気づけられたよ。

決勝ではスタートとタイヤマネジメントが鍵を握ることになるだろうね。出来る限りの結果を出せるよう、今夜チームのみんなと会った時に全力で攻め続けようぜって鼓舞するつもりさ。

バルデリ・ボッタス予選: 4位, FP3: 3位

がっかりだよ。ペースは良かったし僕としてはここまで上手くいってたのに、最後の2つのコーナーでミスをしてしまったんだ。ターン16で突っ込みすぎてしまった事でコンマ数秒を失い4番手に終わってしまった。あそこでミスをしなければポール争いが出来てたはずさ。

フェラーリの2台は昨日から速かったし今日もすごい接戦だったから、明日も同じように僅差での戦いになると思う。彼らを追い抜くのは簡単じゃないと思うけど、過去のレースを見る限り決して不可能じゃないわけだから、まだチャンスはあるはずだ。

前戦オーストリアGPでタイヤにブリスターが発生した事を考えれば、タイヤを良い状態にキープしながら走ることが高温でのレースの鍵を握ることになると思う。長く暑く厳しいレースになると思うけど楽しみにしてるよ。


ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。1000分の44秒差で2番手フェラーリのセバスチャン・ベッテルを退けた。3番手にはキミ・ライコネン。チームメイトには惜しくも1000分の54秒届かなかった。

2018年F1イギリスグランプリ決勝レースは、日本時間7月8日(日)22時10分にスタート。1周5,891mのシルバーストンサーキットを52周する事で勝敗を争う。

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