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ホンダF1総責任者の長谷川祐介は、エンジンパワー要求の高いシルバーストン・サーキットでの好結果は、マクラーレン・ホンダの着実な進化を物語っていると語り、予選結果への満足感を示した。
7月14日土曜のイギリスGP予選で9番手と13番手をマークしたマクラーレン・ホンダは、初日金曜のフリー走行で2台揃ってTop10入りするなど、予選のみならず週末全体を通して速さを発揮していた。
ホンダの最新型エンジン「Spec3」が実戦導入されたオーストリアGP以降、マクラーレン・ホンダは確実にその進化の歩みを進めてきている。
ホンダF1:イギリスGP予選を終えて
長谷川祐介ホンダF1プロジェクト総責任者
雨が降ったり止んだりしたため、今日の予選は難しいものになりました。ですが、このような困難な状況の中で、チームとドライバーは素晴らしい仕事をやり遂げました。
ストフェルはセッティング面において良いバランスを見つけだし、今週末の力強い勢いを維持しました。彼にとって予選Q3進出はモナコGPに引き続き2度目となります。彼の今日の速さは実に印象的でした。
フェルナンドは激しいトラフィックに引っかかってしまいQ3進出を逃しましたが、雨の降るQ1での勇猛果敢な走りは、私達だけでなくグランドスタンドから見ていたファンにとっても素晴らしいサプライズとなりました。
パワーサーキットとして知られるシルバーストンでの良いパフォーマンスによって、我々は自分たちの改善に自信を持つことができます。先頭集団とはまだ開きがありますが、我々はチームとして着実なステップを践んでいます。
ストフェルは8番グリッドから、フェルナンドはグリッドの後方からレースをスタートする事になります。明日はイギリス特有の不安定な天気になると予想していますので、両ドライバーにはポイント獲得のチャンスがあると考えいます。母国の観衆の前で良いレースを披露できるように、全力を尽くしていきます。
2017年第10戦F1イギリスGPの日程・結果・ニュース・サーキットガイドなどの情報については、F1イギリスGP特設ページを参照されたい。