2019-20年シーズンのFIA世界耐久選手権（WEC）第7戦として開催される第88回ル・マン24時間レースは、フランス現地9月19日(土)14時30分（日本時間21時30分）に仏サルト・サーキットでスタートを迎える。

レースの模様はBSテレビ放送とインターネット配信で生中継される。地上波での生放送は予定されていないため、ライブで24時間レースを楽しむためには有料契約が必要となるが、オンボード映像やガレージ内風景に関しては無料生配信が行われる。

18日(金)に行われた新予選フォーマット「ハイパーポール」の争いでは、小林可夢偉がルマン自身3度目となる3分15秒267のファステストをマーク。TOYOTA GAZOO Racing 7号車（マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス）がポールポジションを獲得し、2番手にレベリオン1号車（ブルーノ・セナ、グスタボ・メネゼス、ノルマン・ナト）、3番手にトヨタ8号車（セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー）に並んだ。

以下、開催日程ならびに、テレビ放送とネットでのリアルタイム配信、及びライブタイミング、オンボード映像等の各種ライブ映像をまとめる。

第88回ル・マン24時間レース スケジュール

3つの生中継チャンネル

2020年ル・マン24時間決勝レースのテレビ生中継・ネット配信を予定しているのは3チャンネル。有料放送の「J SPORTS」と有料ネット配信の「J SPORTS オンデマンド」、そしてWEC公式のライブストリーミング配信のみとなる。「J SPORTS」と「J SPORTS オンデマンド」は日本語解説が行われる。

以前は悲願の初優勝を狙うTOYOTA GAZOO Racingが「J SPORTS」番組の一部をインターネットで公式無料配信していたが、今回は2台のTS050 HYBRIDのオンボード映像をYouTube LIVEで配信するのみとなっている。なお、オンデマンド・スポーツチャンネルのDAZNでは、ルマン24時間レースは放送されない。

インターネット配信はその性質上、大なり小なり必ず障害が発生する可能性があるため、遅延や障害なく高画質で見るなら”J SPORTS”一択となる。J SPORTSはWECだけでなく、SUPER GTやWRC等他にも様々なモータースポーツが視聴できる。同じ9月にはニュルブルクリンク24時間耐久レースの生中継も予定されている。

J Sportsは「スカパー！」か、ケーブルテレビの「ひかりTV」「J:COM」で視聴可能。スカパーの場合は商品名「J SPORTS 1+2+3+4」が2,286円（税抜）と最も安く上がる。これに基本料金390円（税抜）を加えた2676円(税抜)が1ヶ月間の視聴料となるが、加入月は支払いゼロ円のキャンペーンが適用される。

スカパー！

「J SPORTS オンデマンド」はスマートテレビ・スマホ・PC・タブレットなどのデバイスで視聴できる。費用は「モータースポーツパック」の月額1800円(税抜)が最も安価。ちなみに、13歳以上25歳以下であれば月額900円(税抜)で視聴可能だ。公式サイトのほか、プライム会員であれば14日間の無料体験付きでAmazon Prime Videoでも視聴できる。

Amazon J Sports

WEC公式配信は、ルマン24時間レース単体パック「24H DU MANS 2020」が9.99€。日本円にして約1,237円となる。

オンボード映像

トヨタ7号車 オンボード映像

トヨタ・ガズー・レーシング 7号車 Toyota TS050 – Hybrid（M.コンウェイ、小林可夢偉、J.マリア・ロペス組）

https://www.youtube.com/watch?v=ldPRMrMWeN8

トヨタ8号車 オンボード映像

トヨタ・ガズー・レーシング 7号車 Toyota TS050 – Hybrid（S.ブエミ、中嶋一貴、B.ハートレー組）

https://www.youtube.com/watch?v=wSwG5fgjX6k

シグナテック・アルピーヌ・エルフ36号車

シグナテック・アルピーヌ・エルフ 36号車 Alpine A470 – Gibson（A.ネグラオ、P.ラグ、T.ローラン組）

ドラゴンスピード21号車

ドラゴン・スピードUSA 21号車 Oreca 07 – Gibson（J.パブロ・モントーヤ、T.ビュレ、M.ロハス組）

ドラゴンスピードのガレージ内

レースコントロール

夜間配信中断の可能性あり

ライブタイミング