フルウェット・タイヤを履いて雨のイスタンブール・パーク・サーキットを走行するアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネン、2020年F1トルコGP予選にてcopyright Alfa Romeo Racing

アルファロメオ:昨季オーストリア以来のダブルQ3「こんな酷いコンディションは経験した事がない…」と最年長ライコネン

  • Published:

ライバル達を翻弄した雨は、アルファロメオ・レーシングにとって恵みの雨だった。スイス・ヒンウィルのチームは11月14日のF1トルコGP公式予選で、2台が揃って全ラウンドでトップ10に入れ込む速さを見せ、キミ・ライコネン8番手、アントニオ・ジョビナッツィが10番手を獲得した。

ライコネンの8番手はアルファロメオにとって2019年ブラジルGP以来の予選最高位であり、ダブルQ3進出は2019年オーストリアGP以来初めての事だった。

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
8 キミ・ライコネン アルファロメオ 2:01.249 1:53.793 1:52.745
9 バルテリ・ボッタス メルセデス 2:07.001 1:53.767 1:53.258
10 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 2:07.341 1:53.431 1:57.226

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でシーズンがずれ込んだ事で異例の寒さに見舞われ、また、再舗装された路面からオイルとタールが浮き上がっているために、タイヤには熱が入らず路面は驚くほど滑りやすく、多くのドライバー達がこの日のコンディションについて「最悪」と口にしているが、それはキャリア通算325戦を誇る史上最も経験豊富なライコネンにとっても同じだった。

Alfa Romeo:F1トルコGP予選

キミ・ライコネン予選: 8位, FP3: 16位

チームとして良い結果を残すことができたし、今日の予選結果には満足して良いと思う。それにしても今日はこれまでのキャリアで直面した中でも最も酷いコンディションだったが、特に何ができるわけでもなく、コースに出ていって向き合うしかなかった。

午前のFP3はかなり苦戦したけど、そこで何周も走り込んだ事が後々の糧になった。雨が止んでもなお路面は呆れる程に滑りやすく、コースに留まるのすら苦労する状態だったけど、結局のところ僕らはこのコンディションの恩恵を受けたのだと思う。

本当に重要なのは明日だ。ベストを尽くして結果を待つ。僕らには、このグリッドポジションを結果につなげるチャンスがある。

アントニオ・ジョビナッツィ予選: 10位, FP3: 13位

今季初めてQ3に進出できて本当に嬉しいよ。2台揃って進めたから尚更だし、チームの500回目のレースを祝うにも良い事だけど、やらなきゃならない事はまだまだたくさん残っている。

楽なコンディションじゃなかったし、おそらく僕のキャリアの中で最も難しいものだったと思うけど、ここぞという時にラップをまとめ上げて今季最高の結果を残す事ができた。

インターに履き替えたQ3は最終的に上手くいかなかったけど、それでもチームとしての成果には本当に満足している。

このポジションなら上手くやれるチャンスがあるし、今日みたいなコンディションが続けば尚更だ。いつものようにスタートで大きく順位を上げるのは簡単じゃないと思うけど、トライしてみるよ!


ポールポジションはランス・ストロール(レーシングポイント)。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3番手はセルジオ・ペレス(レーシングポイント)という結果となった。

2020年 F1トルコグランプリ決勝レースは、日本時間11月15日(日)19時10分にスタート。1周5,338mのイスタンブール・パーク・サーキットを58周する事でチャンピオンシップを争う。

F1トルコGP特集