11月13日:インターシティ・イスタンブール・パークでの2020年F1トルコGPに向けたプラクティス中のスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガレージcopyright Red Bull Content Pool

アルファタウリ・ホンダ、難条件の中 的確な変更で着実に前進「競争力はかなり高い」とガスリー

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新しいターマック、作動温度領域の高いタイヤ、そしてハードかつ保守的なコンパウンドの選択という事で、イスタンブール・パーク・サーキットでの週末が難しいものになるであろう事は織り込み済みであったとは言え、チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズをして「慣れ親しんだものとは全く異なるコンディションだった!」と言わしめるほど、チームは9年ぶりのF1トルコGPの初日で困難な課題に直面した。

とは言え、前戦イモラでミッドフィールド最速チームとしての立場に手を付け始めたアルファタウリ・ホンダは、持ち込みのセットアップも決して誤ったものではなかったようで、FP1ではピエール・ガスリーが4番手、ダニール・クビアトが6番手を刻んだ。

エドルズ曰く、FP1のラップタイムは「ドライにも関わらず、インターミディエイトを履いた状態のものより遅かった」との事で、クルマやマシンバランスについての理解を深める事は出来なかったというが、タイヤを機能させる事を最優先事項としてFP2に向けて施した変更が的確であったようで、午後のセッションでもクビアトが6番手、ガスリーが7番手と、印象的な速さを示した。

順位 ドライバー チーム タイム
5 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 1:29.363 +1.033 41
6 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 1:29.689 +1.359 42
7 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:29.944 +1.614 42
8 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:30.022 +1.692 41

エドルズは「マシンパフォーマンスを支配しているのはタイヤだ。これは新しい舗装と路面温度の影響だ」と述べ、2日目に向けても、タイヤを機能させることを主眼として、車体への変更内容を決める必要があるとの認識を示した。

AlphaTauri Honhda:F1トルコGP初日

ダニール・クビアトFP2: 6位, FP1: 6位

計画していたプログラムや、やりたいと思っていた事は全て消化できたし、未経験のコースという意味では、まずまずの1日だったと思う。実りある金曜日だったよ。

今日はグリップレベルが最悪で本当に稀なコンディションだったけど、そんな状況の中で如何にしてマシンを速く走らせるかという事を学ぶ事ができた。

イスタンブールは本当にクールなサーキットだし、僕にとって初めてコースでもあるから、グリップレベルが低かったのは残念だけど、明日に向けてマシンのポテンシャルを全て引き出せるように、今晩もチームと共に作業に取り組むつもりだ。

ピエール・ガスリーFP2: 7位, FP1: 4位

今朝、実際にコース出た時、あまりにも路面が滑るから本当にびっくりしたけど、こうしたコンディションの中でドライブするのは凄く楽しかった。これほどグリップが低い路面をF1マシンで走る機会はそうそうないよね。

路面状況を踏まえて、まずはマシンのセットアップや戦略をもう一度見直す必要がある。パフォーマンスという点では今のところかなり良い感じだけど、コンディションが本当にトリッキーだから、明日十分な競争力を発揮するためにはすべてを完璧に仕上げなきゃならない。


初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)をコンマ4秒差で退けた。3番手には0.57秒遅れでバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。

F1トルコグランプリ3回目のフリー走行は日本時間11月14日(土)18時から、公式予選は同21時から1時間に渡ってイスタンブール・パーク・サーキットで開催される。

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