角田裕毅、サインツへの走行妨害で今季2度目の戒告処分 / F1オーストラリアGP
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F1オーストラリアGPのスチュワードは4月8日に行われた2回目のフリー走行中にカルロス・サインツ(フェラーリ)の走行を妨害したとして、アルファタウリの角田裕毅を戒告処分とする裁定を下した。
角田裕毅が戒告処分を受けるのは今回が2度目だ。開幕バーレーンGPではサインツのチームメイト、シャルル・ルクレールの走行を妨害したとして2022年戒告処分第一号となった。シーズン中に5回の戒告を受けると、自動的に10グリッド降格ペナルティが科される。
Oooh, that was close 😅
Yuki Tsunoda finds himself in the way of Sainz as the Spaniard goes to start a fast lap #AusGP #F1 pic.twitter.com/p6gCIpyiEd
— Formula 1 (@F1) April 8, 2022
スチュワードによると角田裕毅は、ピットレーンを出てターン1・2へと向かう際に、後方からプッシュラップ中のサインツが接近している事を認識しながらも、スペースを空けなかった。
スチュワードは映像証拠と両ドライバー並びに両チーム代表者からの聴取を経て、F1スポーティング・レギュレーション第37条5項違反があったと判断。角田裕毅に今季2回目となるドライビングの戒告処分を下した。
なおFP2ではランス・ストロール(アストンマーチン)がサインツを、ルイス・ハミルトンが(メルセデス)ストロールを妨害した可能性があるとして審議されていたが、いずれもお咎めなしの裁定が下された。どちらのケースも最終コーナーで発生したトラフィックに絡むものだった。