
角田裕毅、3戦連続で代役出走か…ハジャーのスペインGP復帰「おそらく難しい」とメキーズ。レッドブルが重視する条件
角田裕毅が2026年F1第14戦スペインGPで再び代役出走する可能性が高まっている。レッドブルのチーム代表を務めるローラン・メキーズは、手首を負傷しているアイザック・ハジャーについて、9月11日(金)に開幕を迎えるマドリードでの復帰は「おそらく難しい」との見通しを示した。
ハジャーがスペインGPを欠場すれば、リアム・ローソンが引き続きレッドブルで代役を務め、空いたレーシング・ブルズのシートに角田が入る可能性が高い。その場合、角田はオランダGP、イタリアGPに続く3戦連続で代役出走することになる。
現時点でハジャーのスペインGP欠場は決定していない。ただ、レッドブルは復帰を急がせない姿勢を明確にしており、メキーズの発言からもチームが次戦での復帰に懐疑的な見方をしていることがうかがえる。
スペインGPでの復帰「おそらく難しい」
ハジャーはサマーブレイク中、トレーニングの一環として行っていたボクシングで手首を骨折したとされる。その結果、前戦オランダGPを欠場し、今週末の第13戦イタリアGPも参戦を見送っている。
オランダのモータースポーツ専門メディア『RacingNews365』によると、メキーズはモンツァでフランスの放送局『Canal+』に対し、ハジャーの状態について次のように説明した。
「アイザックは大丈夫だ。今はドライブできないから、もちろん彼が満足しているとは言わないし、実際、満足してはいない」
「ただ、何よりも優先すべきなのは彼の回復だ。リスクを冒す理由は一切ない。今季ここまで素晴らしいシーズンを送っているし、まだ若く、マシンをドライブするたびに成長している。だからこそ、100%の状態になってから戻ってくることが重要だ」
スペインGPはイタリアGPから間を置かず、翌週末の9月11~13日に新設のマドリンクで行われる。
「マドリードまではあと数日しかないから、難しい。彼の状態を改めて確認するが、マドリードで出走するのはおそらく難しいだろう。1戦ずつ状況を見ながら共に合理的に判断していく」とメキーズは語る。
「我々の判断を左右するのは、彼が100%の状態に戻り、将来に対するリスクがゼロだと確信できることだ」
ハジャーは、負傷からの復帰を数多く経験してきた7度のMotoGP王者マルク・マルケスからも助言を受けた。マルケスは復帰を急ぎ、負傷を悪化させるリスクを負わないよう忠告している。
第15戦アゼルバイジャンGPは、第14戦スペインGPの2週間後に開催される。バクーを皮切りにF1カレンダーは、シーズン終盤にかけて予定される3回のトリプルヘッダーを迎える。